企画展
越前に由利公正あり −龍馬の手紙に記された三岡八郎とは
2014年 9月11日(木)〜10月5日(日)
会期中休館日:9月24日(水)
常設展示の料金でご覧になれます。
一般・大学生100円 高校生以下・70歳以上の方無料
※20名以上の団体は2割引 |
越前は、幕末維新期に活躍した人物を多く輩出した地として知られています。三岡八郎(後の由利公正)もその一人です。三岡は、熊本藩士横井小楠の思想から大きな影響を受け、福井藩の殖産興業策を推進するなど財政分野で藩政改革に貢献し、後に明治新政府の財政担当に抜擢されました。その背景に、交流のあった土佐藩士坂本龍馬の強い後押しがあったことが、今年新発見された坂本龍馬の書簡で確認されました。
今回の企画展では、福井藩士時代、そして新政府に登用され、「五箇条の御誓文」の原案となった「議事之体大意」の作成や太政官札の発行、さらには東京府知事として銀座通りを整備するなど、幕末維新期に活躍した由利公正の事績を紹介します。 |
■主な展示資料 ■ |
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後藤象二郎宛て坂本龍馬書簡(高知県立坂本龍馬記念館保管) 部分
「惣して金銀物産とふの事を論し候ニハ、此三八を置かハ他ニ人なかるへし」と記されています。「三八」が「三岡八郎」(のちの由利公正)を指しています。 |
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議事之体大意(福井県立図書館蔵)
三岡八郎が執筆したものに福岡孝弟が加筆修正しています。明治新政府の国家方針「五箇条の御誓文」の原案となりました。 |
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東京府知事辞令(当館蔵)
明治4年、東京府知事に任命されました。 |
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東京名所 銀座通(当館蔵) 東京府知事となった由利は、銀座通りを復興し、煉瓦造りの街にする方針を打ち出しました |
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■ 企画展関連 講演会 ■ |
「幕末から明治にかけての福井藩」
9月21日(日) 13:00〜16:00
第一部:「激動の福井藩 −幕末、そして明治へ」
講師:加来耕三氏(歴史家・作家)
第二部:「福井藩と坂本龍馬 −新出書簡をめぐって」
講師:角鹿尚計氏(福井市立郷土歴史博物館副館長)
会場:福井県国際交流会館
主催・問い合わせ:福井県観光営業部ブランド営業課
幕末講演会係
電話番号:0776-20-0227 |
*上記の講演会の会場・主催は当館ではありません。ご注意ください。 |
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