■ 展示コーナー ■ |
1 「主婦」以前の仕事 |
家事には様々な作業が含まれ、それぞれに道具があります。時代によって姿が変わるものもあれば、変わらないものもあります。ここでは近代に入る前から使われてきた暮らしの道具を紹介します。あわせて当時の女性に対する考え方や、男女のたしなみとされていた事柄を紹介していきます。 |
2 「主婦」の誕生 |
明治時代、家政学関係の書籍から「主婦」という言葉が家事と関連づけられて登場しました。その後、大正時代以降に発行され始めた女性向け雑誌で広く使われるようになっていきます。こうした書籍や雑誌などを含めて「主婦」像の広まりを紹介します。 |
3 戦後の高度経済成長 |
戦後の高度経済成長期において、「主婦」と家事を取り巻く環境は大きく変化していきます。その背景には、戦前からの生活改善運動(生活の合理化を図る活動)が「新生活運動」となって継続されたことが挙げられます。また、とくに高度経済成長期には各種家電が開発、改良され、決して安価でないものの、徐々に普及していきました。そうした様子を含めて、生活の変化を紹介します。 |
4 これまでとこれから |
技術の発展とともに家電は改良を重ねられ、家事の負担も軽減されてきました。こうしたことを踏まえて、今後の家事と家族のあり方を考えます。 |