■ 展示コーナー ■ |
1 明治天皇の北陸巡幸 |
明治維新後の近代化の中で、明治天皇を新たな君主として国民の前に示すこと、そして天皇自身が国民や国土を知ることを目的として「六大巡幸」と呼ばれる日本各地への行幸が始まります。明治天皇の福井への行幸は、明治11年(1878)10月のことでした。ここでは、明治天皇が福井を訪れた際の資料や昭和になってからの関連史蹟の顕彰に関する資料を展示します。 |
2 皇太子時代の大正天皇の北陸行啓 |
明治42年(1909)9月、嘉仁皇太子(後の大正天皇)の福井県への行啓がありました。その際、行啓の様子がグラフ誌で報じられたほか、郷土の風景や人物を掲載した写真帖が数多く発行されました。ここでは、これらの写真帖や絵葉書等から嘉仁皇太子の北陸行啓を振り返ります。 |
3 昭和天皇の福井行幸 |
昭和8年(1933)10月には、昭和天皇の行幸がありました。前年末の行幸決定から10ヶ月をかけて県をあげた準備が進められ、多くの献上品や天覧品、児童らの成績品等が集められました。ここでは、行幸に際して作成された標本や昭和8年の行幸に関する資料も展示します。 |
4 昭和後期・平成の行幸・行啓 |
その後、昭和37年(1962)の全国植樹祭、昭和43年の福井国体に際して、昭和天皇・香淳皇后による本県への行幸啓がありました。
上皇陛下も皇太子時代の昭和43年に福井国体をはじめとして、昭和55年の全国植樹祭、同61年の豊かな海づくり大会に行啓されました。御即位後も、平成3年(1991)、同21年、同30年に行幸啓がありました。こうした昭和後期から平成にかけての行幸・行啓についても、県が発行した記念誌等を中心として、当時を振り返ります。 |