特別展
描かれた川と人々
〜越前・若狭の利水の歴史〜
2023年 10月21日(土)〜11月26日(日)
会期中無休
特別展料金 :一般400円 大学・高校生300円 小・中学生・70歳以上200円
※20名以上の団体は2割引 |
川は、現在のわたしたちの生活に欠かせないものです。しかしながら、それを実感する人はそこまで多くないかもしれません。現在の日本においては、川は生活用水や農業用水、工業用水、水力発電の水源として利用されるなど、人々と密接な関わりを持っています。
過去に目を向けると、川は生活用水や農業用水のほかにも、人や物を舟で運ぶ舟運や、漁業を行なう場としてなど、現在よりも多様な形で利用されていました。それは、いったいどのような様子だったのでしょうか。
本展では主に、江戸時代以降の川や、川を利用する人々を描いた絵図や地図を中心に展示します。生活に欠かせない川の利用の様子やその変化を知ることで、身近な地域の歴史や文化を再発見するきっかけになれば幸いです。
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■ 展示コーナー ■ |
第1章 川と日本人 |
・蛇駕籠(坂井市立大関小学校蔵)
・日本電力事業図絵(当館蔵)
・水力発電機(当館蔵)
・二日市地籍旧絵図(個人蔵) |
第2章 越前・若狭の川 |
・足羽川之図(越前三大川沿革図のうち、松平文庫蔵、福井県文書館保管)
・日野川之図(越前三大川沿革図のうち、松平文庫蔵、福井県文書館保管)
・遠敷川絵図(若狭国川絵図第一、京都大学総合博物館蔵)
・若狭北川絵図(京都大学大学院文学研究科図書館蔵)
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第3章 川と暮らしの景観 |
・酒生用水絵図(個人蔵)
・松ヶ鼻用水絵図(当館蔵)
・越前三国湊風景之図(坂井市龍翔博物館蔵) |
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■ 関連イベント ■ |
10月21日(土)
13:30〜14:00 |
展示説明(当館学芸員) |
10月28日(土)
14:00〜15:30 |
特別講演会
「江戸時代の水争いと人々
―十郷用水を中心に―」
講師:黒滝香奈先生
(東京大学史料編纂所 学術専門職員)
参加無料・事前受付(電話申込、先着順)
定員160名・筆記用具持参
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11月5日(日)
13:30〜14:00 |
展示説明(当館学芸員) |
11月11日(土)
12:00〜17:00 |
現地ツアー
「越前三大川をめぐる」
・当館集合・解散
・事前受付(電話申込、先着順・定員35名)
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11月25日(土)
13:30〜14:00 |
展示説明(当館学芸員)
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