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特別展

越前の禅文化

〜大本山永平寺の文化財を中心に史〜

2024年 9月21日(土)〜11月4日(月)
会期中休館日:10月16日(水)

特別展料金 :一般400円 大学・高校生300円 小・中学生・70歳以上200円
         ※20名以上の団体は2割引
  鎌倉時代、道元禅師は宋より曹洞宗の禅を日本に伝え、越前の深山に永平寺を開きました。永平寺とゆかりの寺院には、道元禅師をはじめとする高僧の面影や、禅の教えを伝える文化財が受け継がれています。
 近年では、令和元年(2019)に永平寺の建造物19棟が国の重要文化財に指定を受けたことも記憶に新しいところです。
 この特別展では、大本山永平寺を中心に長く受け継がれてきた文化財をご紹介します。国宝、重要文化財はもちろん、現在、調査を進めている山門羅漢堂内からも、初公開となる仏像を多数展示します。
 本特別展が越前の禅の歴史・文化と、観覧者のみなさまとの「出会い」の場となれば幸いです。
展示コーナー  
第1章 おすがたに出会う 〜肖像〜
 永平寺開祖・道元禅師を中心に、ゆかりの高僧の肖像をご紹介します。また、道元禅師が越前に赴いた歴史・文化的な背景のひとつとして、白山信仰の広まりについて触れます。
□道元禅師画像(月見の像)(宝慶寺蔵)
 懐奘禅師画像(永平寺蔵)
□伝如浄禅師画像(宝慶寺蔵
 国史跡白山平泉寺旧境内出土資料(勝山市蔵)など
第2章 教えに出会う 〜修行とくらし〜
 ここでは、道元禅師の教えを伝える品を中心に展示します。併せて、永平寺内における修行について、映像や画像を含めて紹介します。
◎普勧坐禅儀(10月15日まで、17日以降複製展示。)
◎普勧坐禅儀述記(10月15日まで、17日以降複製展示。)
○正法眼蔵仏性など
(いずれも永平寺
第3章 ほとけの姿
 永平寺山門には、了慶により延享2年(1745)頃に製作されたと思われる宝冠釈迦如来坐像や十六羅漢坐像などの一群と、康傳・康朝作を含む18世紀後半以降の五百羅漢像が安置されていることが、令和5年から継続中の調査によりわかりました。本章では、これまで紹介されてきた永平寺に伝わる鎌倉・南北朝時代の仏像とともに、山門上の羅漢像をはじめとした江戸時代の仏像をご覧いただけます。
 伽藍神立像 監斎使者
 十六羅漢坐像のうち第二・四・九・十一尊者
 五百羅漢像のうち16躯 など
(いずれも永平寺
※◎国宝 ○国指定重要文化財 □福井県指定文化財
展示資料一覧はこちら(PDF形式のファイルが開きます) 
関連イベント
9月22日(日)
 14:00〜15:00
 展示説明(当館学芸員)
9月29日(日) 
 終日
移動講座(現地ツアー)
「特別展観覧〜宝慶寺・永平寺見学」
・当館集合・解散
・事前受付(8月29日から電話申込、先着順・定員35名)

10月5日(土)
 14:00〜15:00
 展示説明(当館学芸員)
10月6日(日) 
 14:00〜15:30
ふくい歴博講
「永平寺の仏像
   〜山門上に安置される江戸時代彫刻〜

講師:高口柚(当館学芸員)
参加無料・事前受付(電話申込、先着順)
定員160名・筆記用具持参 ライフアカデミー連携
10月13日(日) 
 14:00〜15:30
記念講演会
「永平寺山門ものがたり」
講師:長谷川幸一先生
(永平寺学術事業推進室)

参加無料・事前受付(電話申込、先着順)
定員160名・筆記用具持参 ライフアカデミー連携
10月19日(土) 
 14:00〜15:00
 展示説明(当館学芸員)
11月3日(日祝) 
 14:00〜15:00
 展示説明(当館学芸員)
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