福井県長期ビジョンに関する特別委員会(令和元年度、2019年度)

最終更新日 2020年5月20日ページID 042726

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委員名簿
委員長 田中 敏幸
副委員長 鈴木 宏紀
委員 山本 文雄、山本 芳男、関 孝治、山岸 猛夫、斉藤 新緑、松田 泰典、笹岡 一彦、佐藤 正雄、田村 康夫、仲倉 典克、畑 孝幸、 大森 哲男、西本 正俊、 田中 宏典、鈴木 宏治、西畑 知佐代、小寺 惣吉、島田 欽一、細川 かをり、宮本 俊、小堀 友廣、力野 豊、西本 恵一、辻 一憲、長田 光広、清水 智信、北川 博規、田中 三津彦、渡辺 大輔、野田 哲生、兼井 大、山浦 光一郎、山本 建、松崎 雄城

議員氏名の正式な表記

 

審査・調査概要

2月定例会(第410回定例会)、特別委員会

  • 開催日

令和2年3月5日

  • 委員会概要

 本委員会の調査事項である「「福井県長期ビジョン」の策定に関すること」「「ふくい創生・人口減少対策戦略」の策定に関すること」について調査を行った。
 今回示された「福井県長期ビジョン(素案)」について説明の後、委員から質疑や提言がなされた。
 委員の発言の主なものについては、以下のとおりである。

・このビジョンで、100年の大計の中にすばらしい福井県ができると、県民が希望を持てるか。もっと大胆に、行き過ぎるぐらいのものがなければ長期構想の意味がない。大きなスローガンがほしい。

・2040年に福井県が注目される、福井に行ってみたい、住んでみたいというものがあるのか、「とんがり」にはなっていない。インパクトが前面に出ていない印象。

・福井の評価を聞くと、自然の豊かさや食べ物のおいしさであり、農山漁村が崩壊すると福井の評価も下がる。最先端の部分はどこの県でもできる。福井県らしさの追求を位置付け、2040年に向かって、こうやって福井県を残していくんだという気概、テーマ、具体的な政策が、アドバルーン的に必要。

・計画はつくることが目的ではなく、県民との共有が大事。浸透させて、理解を得る、思いを共有。

・「3つの姿」はどこの県を入れても同じになる。福井だから、という部分が間違いなくあると思う。徹底して福井らしさを出すようなテーマタイトルを入れる。

・長期ビジョンは、県の仕事リストではなく、県民と夢を共有できるものであるべき。

・やるべき方向性を明らかにし、変わらない価値、誰もが合意できる目標をつくるべき。

・県外からどう見られるかを意識し、何か光るものをつくっていくべき。

・人口減少こそ最も優先すべき課題であり、何とかして人口を減らさない工夫をしなければならない。

  • 理事者配布資料

資料4-1 福井県長期ビジョン(素案)概要(PDF:1,949KB)
資料4-2 福井県長期ビジョン(素案) 表紙・目次(PDF:179KB)
資料4-2-1 福井県長期ビジョン(素案)第1部 将来構想(PDF:3,296KB)
資料4-2-2 福井県長期ビジョン(素案)第2部 実行プラン(PDF:4,771KB)
資料4-2-3 福井県長期ビジョン(素案)第3部 地域プラン(PDF:2,705KB)
資料4-3 第2期「ふくい創生・人口減少対策戦略」(素案)概要(PDF:315KB)
資料4-4 第2期「ふくい創生・人口減少対策戦略」(素案)(PDF:1,823KB)
資料4-5 ふくい創生・人口減少対策戦略の概要および5年間の成果(PDF:1,455KB)
資料4-5-1 (参考)「ふくい創生・人口減少対策戦略」に関する政策の実施状況(PDF:1,397KB)
参考資料1 長期ビジョン策定に係る意見交換等の状況について(PDF:991KB)

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12月定例会(第409回定例会)、特別委員会

  • 開催日

令和元年12月13日

  • 委員会概要

 本委員会の調査事項である「「福井県長期ビジョン」の策定に関すること」「「ふくい創生・人口減少対策戦略」の策定に関すること」について調査を行った。
 今回示された「福井県長期ビジョン」の中間とりまとめ案について説明の後、委員から質疑や提言がなされた。
 委員の発言の主なものについては、以下のとおりである。

〇将来構想

・地域がなくなるかもしれないと感じている県民の不安を解消し、福井で生きていこう、子どもを呼び戻そうと思える案になっていない、もっと踏み込んだ内容にすべき。 
・福井市を中心とする連携中枢都市圏とビジョンとの整合性はとれているのか。

〇実行プラン

・コンセプトである「とんがろう、ふくい」、果たして、これで「とんがれる」のか。
・ワクワク・ドキドキするものが一つもない。福井で本当にこんなことができるのか!というものが一つぐらいないといけない。
・目玉がないから「とんがって」見えない。県がリスクをとって夢があると思えるものを考えてほしい。
・「将来構想」で掲げられた課題を実行プランに落とし込んだ時に、薄まらないように、また、含みを持たせたような記載にならないようにしてほしい。
・港湾計画やエネルギー・コースト計画などの個別計画は、福井県の情勢に合わせて整合性をはかり、プランに落とし込むべき。

議会が実施した人口減少に関する研修会の様子
<議会が実施した人口減少に関する研修会の様子>

  • 理事者配布資料

長期ビジョン策定に係る意見交換等の状況について(PDF:1,410KB)
福井県の現状データ集(PDF:20,298KB)
長期ビジョン策定に係る県民アンケート調査結果概要(PDF:9,424KB)
「長期ビジョン」中間とりまとめ(案)(PDF:16,043KB)
第2期「ふくい創生・人口減少対策戦略」中間とりまとめ(案) (PDF:1,169KB)

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9月定例会(第408回定例会)、特別委員会
  • 開催日

令和元年9月27日

  • 委員会概要

「福井県長期ビジョンに関する特別委員会」が開催され、県から長期ビジョンの骨子素案が提示されました。

<骨子素案の内容>

◆  期 間

2040年頃を展望

(実行プランは5年間(2020~2024)の計画)

◆  策定コンセプト 

『みんなで描こう「福井の未来地図」~次世代のために、今わたしたちができること~』

◆ 基本理念

「安心の福井」を未来につなぎ、もっと挑戦 ! もっと面白く!

◆  目指す姿

 SDGs(誰一人取り残さない、持続可能で多様性と包摂性のある社会)の理念に沿いながら、3つの姿「自信と誇りの福井」「誰もが主役の福井」「飛躍する福井」を目指す。

◆  5年間で実行する主な政策

ひとづくり 1 夢と希望を持ち、ふくいを愛する子どもの育成
2 福井の産業・社会を支える人づくり
3 多様な価値観を認め合う「共生社会」の実現 
4 希望が叶う「結婚・出産・子育て」
しごとづくり 5 農林水産業の力で福井をブランドアップ
6 地域経済のイノベーション
7 Society5.0時代の新産業創出 
8 拡大する世界市場を福井の成長へ
まちづくり 9  100年に一度のまちづくり 
10  北陸新幹線開業効果を最大化
11  人が人を呼ぶ、移住・定住新戦略  
12  文化・スポーツが福井の活力
安全安心 13  人生100年時代の健康ライフスタイル 
14  いつでもどこでも安心の医療・福祉
15  ふるさとの暮らしと風景の維持   
16  防災先進県ふくいの実現

 <委員からの意見>

・全ての点で優れた政策を掲げて実現することは不可能に近い。あれもこれもでは、総花的になってしまう。重点化が必要。
・石川県でも富山県でも当てはまる内容ではなく、福井県だからこそ、こういうことを目指す、ということを考えていただきたい。
・市町別意見交換会の参加者400名のうち女性は少ない。30~50代の女性の声を、しっかり聴いていただきたい。福井でも自己実現をできる希望があるビジョンにして欲しい。
・2040年までの環境変化が示されているが、人の価値観・考え方は20年で大きく変わる。価値観は経済で変わっていくが、経済見通しが入っていない。
・再生可能エネルギーの供給は、福井県は全国最下位である。遅れているところ、マイナスのところを打ち出すことも必要。
・若者から高齢者まで、安心して暮らしていける社会にするためには、災害に強いまちづくりを進めていくべき。
・ビジョンの策定にあたって、昔をふりかえり、過去を知ることが重要。今の農業は、土地改良やコシヒカリの誕生によってある。
・えちぜん鉄道、福武線、小浜線、越美北線の地域鉄道は福井の宝である。通勤、通学だけではなく、「ゆっくり行く観光列車」として観光にも活用できる。
・これから20年で、なくなる集落・地域が出てくる。なくならない努力もあるが、どのようにして地域終いをするべきかを考えるべき。 

  • 委員会記録(会議録検索システムへ遷移します)
  • 理事者配布資料

長期ビジョン策定に係る意見交換等の状況について(PDF:1,089KB)
「福井県長期ビジョン」骨子(素案) 第1部 将来構想(PDF:4,763KB)
次期「ふくい創生・人口減少対策戦略」骨子(素案)
(PDF:1,236KB)

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