太陽光発電に係る安全対策について

最終更新日 2024年7月9日ページID 057865

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太陽光発電設備による火災対策について

 消費者庁の消費者安全調査委員会の資料によると、火災の原因として次のことが報告されています。
・ケーブルからの出火は、施工不良が原因である場合が多い
・太陽光パネルからの出火は、経年劣化が要因になっていると推測される
・パワーコンディショナーと接続箱からの出火は、内部への水分等の進入、入力端子部等での接続不良、コンデンサの絶縁破壊が主な原因と推定される など
 太陽光パネルやケーブルの損傷、余剰配線の不備などは日々の自主点検により発見できるものです。早期に発見すれば火災を未然に防ぐことができるため、太陽光発電設備の所有者・事業者の皆様は、日々の自主点検をお願いします。
 

台風や豪雨などの災害時の太陽光発電設備による感電防災等について

 太陽光発電設備は、浸水・破損した場合であっても、光があたっていれば発電することが可能であり、接近または接触すると感電するおそれがあります。また、含有物質が流出するおそれもあります。
 このため、浸水・破損した太陽光発電設備にはみやみに近づかないよう十分に注意してください。
 また、災害復旧作業にあたられる際には十分留意してください。
水没した太陽光発電設備による感電防止についてのお願い(経済産業省)
太陽光発電システム(屋根上設置)の設備浸水・水没時の注意点(一般社団法人太陽光発電協会)
地上設置・事業用の太陽光発電設備が被災した場合の感電防止及び、被災設備の点検・撤去に関する手順・留意点について(一般社団法人太陽光発電協会)

 

太陽光発電設備の安全対策(台風等による飛散防止等)について

 台風の強風などで太陽電池パネル等の飛散事故が見られ、発電所構外に飛散した太陽電池パネルにより多数の住宅や車両を損壊する被害が発生しています。
 同様の被害を防止するため、設置者においては万全の対策を期すようお願いします。
「事業用太陽電池発電設備に対する台風期前の点検強化の周知依頼について」及び「一般用太陽電池発電設備に対する台風期前の点検に係る周知について」(経済産業省)

 

太陽光発電設備が震災の被害を受けた場合の対処について

 太陽光発電設備は、震災で発生したがれきとともに堆積しているような場合であっても発電することが可能であり、接近・接触すると感電する恐れがありますので、取扱いには留意してください。
震災によって被害を受けた場合の太陽光発電システムの取り扱い上の留意点(一般社団法人太陽光発電協会)
 

停電時の太陽光発電の自立運転機能について

 万一の停電時においても、自宅の屋根などに太陽光発電パネルを設置されている方は、太陽光発電パネルの「自立運転機能」で電気を使うことができます。設定方法など、事前に確認をしておいてください。
停電時の住宅用太陽光発電パネルの自立運転機能について(経済産業省)

 

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