医学部奨学生の地域医療貢献に対する福井県知事感謝状の贈呈式を行いました

＜感謝状贈呈式の様子＞（左から２番目が鈴木医師（なごみ診療所）、真ん中が新野医師（今庄診療所））

＜歓談の様子＞（右奥から新野医師、鈴木医師）

福井大学医学部地域枠奨学生と自治医科大学生は、医師として大卒後の９年間、地域医療の確保と発展のため医師不足地域やへき地に勤務する義務を負っており、県では、９年の長きに渡る地域医療への貢献に敬意を表するため、このたび福井大学医学部地域枠第１期生の義務年限の終了にあわせて、感謝状贈呈制度を創設しました。

令和６年３月２７日（水）に、今回義務年限が終了する
新野 保路 医師（福井大学地域枠第１期生）
鈴木 崇仁 医師（自治医科大学第３８期生）
の２名に対し、県庁において池上栄志健康福祉部長より感謝状の贈呈を行いました。

また、贈呈式後の歓談では、両医師より、へき地診療所の現場に従事した経験や、その際に感じた地域医療の重要性等についてお話を伺いました。
新野医師からは、今庄地区におけるまちづくり診療所プロジェクトの取組みによる地域医療の未来について、鈴木医師からは、診療所に勤務することで様々な症状の方に対応する力が身に付き貴重な経験ができたことについて、それぞれお話しいただきました。池上部長からは、両医師に対し「今後も福井県の地域医療を支える医師となっていただくことを期待しています」とお伝えしました。