福井県庁fika(フィーカ)
「福井県庁fika(フィーカ)☕」とは
fika(フィーカ)とは、仕事の合間などに甘いものを口にしながらコーヒーを飲むスウェーデンの文化・習慣です。
福井県庁では、スウェーデンのような打ち解けた空間づくりを参考に、同年代、子育て中、管理職など色んな共通点のある職員が、リラックスした雰囲気の中で先輩職員から経験談を聞いたり、意見交換・情報交換をする場づくりを進めています。
fikaの場を活用し、若手職員のキャリアプラン形成、中堅職員のモチベーション向上、仕事と家庭の両立に対する不安解消などに繋げるとともに、職員同士が応援し合う気風・文化を醸成していきます。
フィーカを実施しています!
令和6年度
第1回 本庁はじめて職員
令和5年度
第1回 子育て職員のキャリアアップ
第2回 介護と仕事の両立
第3回 男性職員の子育てと働き方
第4回 「誰一人取り残さない社会ってなんだろう?~発達障害の場合~」
令和6年度
テーマ:本庁はじめて職員
日 時:令和6年6月21日(金)
参加者:本庁にはじめて配属になった職員、先輩職員 6名
fikaでの主な意見
・本庁は出先に比べ、メールがとても多い。フォルダ分けなどを使ってうまく処理したい。
・フリーアドレスはとても良い。違うグループの人とも話ができる。
・初めは議会対応に困惑した。上席が忙しくなるので、スケジュールが立てにくかった。
・本庁にきて、同期や年齢が近い人がたくさんいることが嬉しい。
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終了後のアンケートでは、「普段聞けない『本庁職員なら知ってて当たり前!』のようなことも聞くことができて良かった」「同じ悩みを抱える人がいることが知れて良かった 」「ほかの所属の話が聞けて有意義だった」「時間があっという間だった」との声がありました。
令和5年度
日 時:令和5年9月27日(水)
テーマ:子育て職員のキャリアアップ
育休復帰後の仕事との両立の工夫や、自己研鑽の時間の作り方など
様々な悩みや意見を交換しました。
ゲスト:鷲頭副知事
参加者:子育て中の女性職員 10名
fikaでの主な意見
〇子育てしているため残業ができない。早く帰ることにも罪悪感を感じてしまう。
〇お互い様と思うことも大事。
〇一週間に1回だったスケジュール共有を毎朝行うことにしたことで、業務管理が
しやすくなり、フォローもできるようになった。
〇昼休みなど、隙間時間を活用して自己研鑽をしている。
〇パートナーの協力はやはり重要。
📢先輩ゲストから
fikaを実施する効果として、自分の中でも言語化していなかったもやもやした気持ちを
吐き出して、すっきりしたり、自分だけではない、仲間がいるという安堵感、仲間意識を
生み出すということを感じている。
今日の意見交換を契機に職員同士でもこのような場を作ってコミュニケーションを深め
ていって欲しい。
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参加者同士、共感し合う場面も多く、終了後のアンケートでは、「抱えていたモヤモヤ
が解消され、とても有意義な時間だった」との声が寄せられました。
第2回
令和5年12月8日(金)
テーマ:介護と仕事の両立
介護をしている日常での悩みや、これからのことなどについて意見を交換しました。
ゲスト:介護経験のある職員
参加者:介護と仕事の両立に悩む職員備えたい職員 6名
fikaでの主な意見
〇育児も介護もしなければならない。これからが不安。
〇介護がうまくいかない時にどのような気持ちで取り組んだらいいか、接し方や
乗り越え方などのアドバイスをもらいたい。
〇介護をしていく中で、残業とのやりくりや異動、通勤などに不安を感じている。
📢先輩ゲストから
介護者も自分も少しでも「楽しい」と思う機会をうまく作っていくことは大事。
部屋で映画を投影させたりした。
介護を経験する中で自宅できる体操や家族ができる医療もあることがわかった。
情報を早めに入手するともっとできることがあると気づける。
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同じ経験をされている仲間や先輩職員だからこそ共有できる悩みがあったり、
お互いに話されることで、少しすっきりした表情になられている印象でした。
終了後のアンケートでは、「意見交換を通じて、これからを考えるきっかけ
となった」との声が寄せられました。
第3回
令和6年2月8日(木)
テーマ:男性職員の子育てと働き方
子育て中の疑問や仕事と子育ての両立について
(子育てと仕事を両立するうえで、どんな働き方をしているの?)
ゲスト:男性育休取得経験のある職員
参加者:子育てに興味がある、今後お子さんが生まれる予定、子育て中等の男性職員 7名
fikaでの主な意見
〇男性親から見て女の子の育児にとまどうこともあり、アドバイスが欲しい。
〇妻が育休復帰予定で、今後の家庭のやりくりをどうしたらいいのか不安を感じている。
〇子供が小学校へあがるタイミングで、「小1の壁」に不安を感じている。
〇定時で帰宅し、家族時間を確保したいが、なかなかうまくできていない。みなさんの
工夫を知りたい。
📢先輩ゲストから
・子供の育て方には正解はなく、自身もいろいろ悩んだ。甘えさせすぎかと感じることも
あるかもしれないが、甘えさせてあげて、常日頃からかかわっていくことが大事と
感じている。
・仕事も家庭も波があるので、家が忙しい時は、周囲にお願いして早く帰ったりしている。
・仕事に優先順位つけて、無理のない範囲で仕事をする。その日に終わらなかったら次の
日に、と割り切る感じも必要。
・個人的には家に仕事を持ち込みたくないので、早く帰る時は早く帰ると決め、メリハリ
をつけるやり方があっていたと感じている。
・育休を取得したことで、子どもと接する機会が持てて、親としての自覚が実感できる、
ありがたい時間だった。また、育休を取得する時は妻とよく話した方が良い。
家庭の事情もあると思うので、家庭でしっかり相談した上で育休の取得期間を決めない
とせっかくの時間が有効に使えなくなってしまう可能性もある。
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女性だけでなく、子育て中の男性にも悩みや不安はつきない印象でした。
参加者からは、「全くつながりのない職員同士で話ができたことが逆によかった。」
「それぞれの家庭で特徴があったり、それに合わせた工夫を聞くことができ、自分に
とっても参考になるものがあった。」などの声が寄せられました。
日 時:令和6年2月26日(月)
テーマ:誰一人取り残さない社会ってなんだろう?~発達障がいの場合~
※職員から希望のあったテーマで実施
参加者:発達障がいを持つお子さんの子育て中の方、家族をお持ちの方。当事者・同僚の方
発達障がいに関心のある方 11名
fikaでの主な意見
〇お子さんの学校での過ごし方、学校とのかかわり方について
〇就労についての不安
などについて、参加者同士意見交換を実施しました。
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参加者からは、「今まで孤独に悩みを抱えていた状況だったので、同じような悩みを持った
職員と話ができる場がとてもありがたかった。」「それぞれ特性が違って環境も違うが、
私も頑張ろうと思えた。こういったテーマこそ、共有できる場が必要だと思った。」
「安心して話ができる場だった。これを機会に、繋がりを続けていきたいと思った。」
などの声が寄せられました。
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、jinji@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
人事課
電話番号:0776-20-0239 | ファックス:0776-20-0626 | メール:jinji@pref.fukui.lg.jp
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