脊柱側弯症

最終更新日 2023年5月15日ページID 046055

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脊柱側弯症
発症時年齢や変形の原因などによって分類され、治療方針や手術時期等も異なるため専門的な知識に基づく判断が必要です。
当科ではもともと特殊な基礎疾患をもつ子どもたちの側弯症の割合が高かったのですが、近年は一般的な思春期特発性側弯症の児童の数が増えています。

思春期特発性側弯症

同じ角度の変形でも年齢や変形のパターンによって重症度が違ってきます。軽症の場合でも定期的な経過観察は重要です。治療は主に装具治療と手術治療になります。装具は一見すると時代遅れのような印象を受けるかもしれませんが、その科学的裏付け、コンセプトや作製法には様々な進歩が見られます。また誤解されている場合が多いのですが、装具の矯正効果は適正な装具の中で身体が成長することで得られるものなので、グロース・スパートが始まる前の早い時期に見つけることがとても重要です。法的には学校においてスクリーニングすべき疾患とされていますが、成長終了後や間際の発見があまりにも多く問題となっています。平成28年度より学校運動器検診が始まるとともに側弯症検診のてこ入れが試みられましたが、思うような効果は得られていません。学校から配布される健康調査票にある前屈テストは脊柱側弯を検出する簡便で鋭敏な方法ですのでご家庭でぜひ実施されることをお勧めします。現時点では、幼少児や障害のある方の側弯には主にDSB(プレーリーくん)型、思春期や学童期の特発性側弯には原則シェヌー型の装具を使用しています。

脊柱側弯症手術

全ての手術の中では合併症のリスクも含め比較的大きめな手術になりますが、近年の進歩により世界中で手技はより標準化され一般的なものになりつつあります。手術予定日の約1か月前から自己血貯血(1~3回)、術前検査と麻酔科受診があり、入院期間は約2週間です。持病のある方はさらに追加の検査受診が必要となる場合があります。当科は術中術後の疼痛管理・安全管理に特に配慮しています。退院後は個人差はありますが1~2週間でほぼ通常の生活復帰が可能です。術後にギプスやコルセットは使いませんが、6か月間はスポーツ禁止となります。リハビリテーションは入院中のみ、通院回数も病状が良ければ手術創やX線のチェックに数週間~数か月おきに来院いただくだけとなります。

当センターは小児専門施設ですが、脊柱側弯症は専門医が少ないため20歳以上の方でもご希望があれば一度ご相談ください。当院で対応できない場合でも何らかのご助言は可能かもしれません。

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