小浜土木事務所 河川関係事業
土地利用一体型水防災事業 一級河川 江古川(小浜市 江古川)
1.事業目的
江古川は、一級河川北川の約0.5km地点に合流する支川であるが、近年の宅地化の進展に伴い浸水被害が頻発しており、平成16年洪水、平成23年洪水、平成25年洪水で家屋浸水が発生した。特に、平成25年9月の台風18号では、中流部の江古川地先で床上浸水29戸、床下浸水7戸、浸水面積161haと甚大な被害となっている。これは、河床勾配が約1/2300と非常に緩いことに加え、北川との合流点が河口に近く潮位の影響を受けやすいことなど、北川の水位が大きく影響していることによる。
住家等の近年の浸水被害が著しく、緊急に治水対策を講ずる必要があるため、江古川流域で頻発する浸水被害を軽減させるため、早期に事業効果を発現できる輪中堤により住宅地を囲むことで、家屋の浸水被害の解消を図る。
2.事業概要
河川名 :一級北川水系江古川
事業箇所 :小浜市江古川
事業内容 :輪中堤683m
(土堤496m、特殊堤187m)
着手年度 :平成30年度
3.位置図
4.現地状況
現地調査状況(平成30年度)
・土堤区間 ・特殊堤区間
現地状況(令和2年3月)
広域連携事業 二級河川 多田川(小浜市 多田川)
1.事業目的
多田川は、その源を多田ケ岳(標高712m)に発し、途中左支川森川を合わせ、小浜市市街地では北川と南川に挟まれて流下し、小浜湾に注ぐ、流域面積14.0km2、幹川流路長7.4km の二級河川である。多田川水系は元来、北川の左支川で、高い堤防を有する北川、南川に挟まれた堀込河道であったため、内水氾濫が頻発し、昭和40 年 9 月の台風24 号による洪水時には、多田川下流の府中、和久里、上竹原地区及び北川と南川に挟まれた市街地、支川森川一帯が甚大な浸水被害を受けたため、早急な治水対策が求められている。
2.事業概要
河川名 :二級河川多田川水系多田川
事業箇所 :小浜市多田川
事業内容 :築堤3,169m、橋梁11橋
(土堤496m、特殊堤187m)
着手年度 :S44年度
3.位置図
4.現地状況
・小浜市和久里付近 ・小浜市木崎付近
8月撮影
河川維持修繕事業 浚渫工事
1.事業目的
高水や高潮などによる災害を防止するため、川底を浚渫(掘削)し、流下能力を高め、増水した時の川の水位を低下させることを目的としています。
2.状況写真
・一級河川 松永川(小浜市 国分)
施工前(令和元年9月) 施工後(令和2年3月)
・二級河川 多田川(小浜市 木崎)
施工前(令和2年4月) 施工後(令和2年8月)
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