アカタン砂防堰堤の特徴

最終更新日 2011年6月23日ページID 000806

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 アカタン砂防堰堤は、水通しが側方にあり、また導水堤を有することなど、他地域で同時期に作られていた堰堤とは明らかに異なる構造をしています。

  ○径100~150cm程度の巨礫が敷き詰められた水叩き部があるので、越流による下流洗掘も考慮に入れた設計と思われる。
  ○堰堤表面の礫は概ね径40~50cm程度で、堤内部は小礫を主体とした透水性材料が用いられており、水圧を低減する構造となっている。
  ○石積みは「亀甲石積み」と呼ばれる工法で、1つの石を中心に周囲を6個の石で取り囲むように積まれており、応力分散の効果がある。
  ○上流から⑥~⑨番目に位置する堰堤は、左右山脚部に水通しがあり、さらに本堤と直角に設けられた導流堤によって、岩盤を露出させた流路を水が流下する構造である。

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