水質事故の実例における油流出等防止対策〔事例2〕(坂井健康福祉センター)
ボイラー燃料弁の故障による重油の流出 (直接原因:設備-間接原因:維持管理) |
事例概要
旅館業のボイラー室において、サービスタンク(燃料中継タンク)のフロート(浮き)スイッチが故障したため、重油が流出した。
原因
- サービスタンクのフロートスイッチが故障したため、メインタンクから重油が供給され続け、サービスタンクの防油堤もオーバーフローし、重油が公共用水域に流出した。(直接原因)
- フロートスイッチの維持管理(点検)が十分でなかった。(間接原因)
改善措置・再発防止対策
- 敷地内に滞留している重油を回収し、処理した。
- オイルマット、オイルフェンスにより、油膜を回収した。
- 道路側溝を高圧洗浄するとともに、洗浄水を回収、処理した。
(この事例では、上の3項目で百数十万円を要しています。) - フロースイッチを交換した。
- 定期的点検を充実することとした。
アンケート
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