水質事故の実例における油流出等防止対策〔事例9〕(坂井健康福祉センター)

最終更新日 2012年4月1日ページID 007426

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荷降ろしの際の廃電気機器の破損による絶縁油の流出

(直接原因:作業-間接原因:認識)

事例概要

 廃棄物処理業の事業場において、廃電気機器をトラックから降ろした際、破損し、機器内の絶縁油が流出した。

原因

  • トラックの運転手が、荷台に廃電気機器が積まれていることを忘れて荷台を上げたため、機器が落ちて破損し、機器内の絶縁油が場内側溝から公共用水域に流出した。 (直接原因)
  • 作業者は、廃電気機器から油が漏れていることに気付かなかった。(間接原因)
  • 場内の末端に沈殿槽はあったが、油水分離槽がなかった。(間接原因)

場内側溝オイル吸着マット

改善措置・再発防止対策

  • 廃電気機器を容器に入れて屋内に移動した。
  • 敷地内に滞留している油をオイル吸着マット等で回収した。
  • 場内側溝や沈殿槽にオイル吸着マットを設置した。 
  • 場内側溝を高圧洗浄し、洗浄水をバキュームカーで回収した。
  • 場内末端の沈殿槽の前に油水分離槽を設置した。  
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