平成２９年度歳入歳出決算状況について

 

   平成29年度の一般会計歳入決算額は、4,757億1,163万円、前年度に比べ84億4,277万円、率にして1.8％の増、歳出決算額は、4,666億7,403万円、前年度に比べ61億2,447万円、率にして1.3％の増となり、歳入歳出ともに増加となった。
　これは、歳入では、県税収入や県債発行額の増加、歳出では、新幹線建設関連事業費の増加や県債の償還額の増加が主な要因である。

　また、歳入歳出の差引額から翌年度に繰越すべき財源を控除した実質収支は33億1,431万円の黒字で、前年度に比べ455万円の増となった。

 

一般会計歳入決算の状況

　  

　前年度と比べると、県税、繰入金、県債が増加したことにより、全体として1.8％の増となった。

　県税は、個人県民税や核燃料税の増加等により、県税全体で約３５億円の増、繰入金は、基金からの繰入れの増加等により、約110億円の増、県債は、臨時財政対策債、新幹線建設事業債の増加等により、約46億円の増となった。
 

一般会計歳出決算の状況

　 

　前年度と比べると、総務費、諸支出金などが増加したことにより、全体として1.3％の増となった。

　総務費は、北陸新幹線建設工事の本格化による関連事業費の増加等により、約89億円の増、諸支出金は、地方消費税清算金の増加等により、約17億円の増となった。

　 

 

関連ファイルダウンロード

• 平成29年度福井県歳入歳出決算の概要（ＰＤＦ形式 918キロバイト）
• 引き上げ分の地方消費税収が充てられる社会保障４経費（ＰＤＦ形式 86キロバイト）

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