平成３０年度歳入歳出決算状況について

 

   平成30年度の一般会計歳入決算額は、4,620億5,663万円、前年度に比べ136億5,499万円、率にして2.9％の減、歳出決算額は、4,561億9,124万円、前年度に比べ104億8,278万円、率にして2.2％の減となり、歳入歳出ともに減少となった。
　これは、歳入では、県税の増加に伴う県債発行額や基金繰入金の減少があり、歳出では、国体関連経費の増があったものの、国経済対策に伴う公共事業の減少や県債の償還額が減少したことが主な要因である。

　また、歳入歳出の差引額から翌年度に繰越すべき財源を控除した実質収支は33億7,593万円の黒字で、前年度に比べ6,162万円の増となった。

 

一般会計歳入決算の状況

　  

　前年度と比べると、県税の増加に伴う繰入金や県債などが減少したことにより、全体として2.9％の減となった。

　県税は、法人二税や核燃料税の増加等により、県税全体で約51億円の増となった一方、繰入金は、税収の増加等により、財政調整３基金からの取崩しが減少し、約131億円の減、県債は、公共事業費の減少等により、約61億円の減となった。
 

一般会計歳出決算の状況

　 

　前年度と比べると、土木費、公債費などが減少したことにより、全体として2.2％の減となった。

　土木費は、国の経済対策に伴う公共事業の減少等により、約43億円の減、公債費は、元利償還金の減少等により、約66億円の減となった。

　一方で、総務費は、福井しあわせ元気国体の開催等により、約20億円の増、災害復旧費は、前年度からの繰越額の増加（台風21号）等により、約31億円の増となった。

　 

 

関連ファイルダウンロード

• 平成30年度福井県歳入歳出決算の概要（ＰＤＦ形式：554KB）
• 引き上げ分の地方消費税収が充てられる社会保障４経費（ＰＤＦ形式：84KB）

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