令和元年度歳入歳出決算状況について

 

   令和元年度の一般会計歳入決算額は、4,628億7,467万円、前年度に比べ8億1,804万円、率にして0.2％の増、歳出決算額は、4,549億9,077万円、前年度に比べ12億48万円、率にして0.3％の減となった。
　これは、歳入では、県税収入や県債発行額の増加があり、歳出では国の補正に伴い、防災・減災・国土強靭化のための公共事業の増があったものの、国体関連経費や災害の減少に伴い災害復旧費が減少したことが主な要因である。
　また、歳入歳出の差引額から翌年度に繰越すべき財源を控除した実質収支は60億8,484万円の黒字で、前年度に比べ27億890万円の増となった。

 

一般会計歳入決算の状況

　  

　前年度と比べると、県税収入や県債発行額が増加したことにより、全体として0.2％の増となった。
　県税は、法人二税や地方消費税の増加等により、県税全体で約15億円の増となった一方、繰入金は、基金からの取崩しが減少し、約71億円の減、県債は、公共事業に充当可能な行政改革推進債等の発行増加により、約96億円の増となった。
 

一般会計歳出決算の状況

　 

　前年度と比べると、総務費、災害復旧費などが減少したことにより、全体として0.3％の減となった。
　総務費は、福井しあわせ元気国体・障スポの終了等により、約65億円の減、災害復旧費は、災害が減少したことにより、約29億円の減となった。
　一方で、農林水産費は、国営かんがい排水事業に係る負担金の増加等により、約55億円の増、土木費は、国の補正に伴う防災・減災・国土強靭化のための公共事業の増加等により、約61億円の増となった。

　 

 

関連ファイルダウンロード

• 令和元年度福井県歳入歳出決算の概要（ＰＤＦ形式：6,083KB） 
• 引き上げ分の地方消費税収が充てられる社会保障４経費（ＰＤＦ形式：84KB）

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