令和２年度歳入歳出決算状況について

 

   令和２年度の一般会計歳入決算額は、5,412億8,205万円、前年度に比べ784億738万円、率にして16.9％の増、歳出決算額は、5,301億4,028万円、前年度に比べ751億4,950万円、率にして16.5％の増となった。
　これは、歳入では、新型コロナウイルス対策事業の財源となる国庫補助金や県債発行額の増加、歳出では新型コロナウイルス対策事業が主な要因である。
　また、歳入歳出の差引額から翌年度に繰越すべき財源を控除した実質収支は75億6,604万円の黒字で、前年度に比べ14億8,120万円の増となった。

 

一般会計歳入決算の状況

　  

　前年度と比べると、新型コロナウイルス感染症対策にかかる補助金や県債発行額が増加したことにより、全体として16.9％の増となった。
　県税は、法人二税や核燃料税の減少等により、県税全体で約33億円の減となった一方、国庫支出金は、新型コロナウイルス対策事業費の財源となる補助金等の増加により、約360億円の増、県債は、土木債等の発行増加、減収補てん債の発行により、約157億円の増となった。
 

一般会計歳出決算の状況

　 

　前年度と比べると、民生費、衛生費、商工費などが増加したことにより、全体として16.5％の増となった。
　民生費、衛生費は、新型コロナウイルス感染症対策事業等により、それぞれ約65億円の増、約190億円の増、商工費は、制度融資額の増加等により、約359億円の増となった。
　一方で、農林水産費は、国営かんがい排水事業に係る負担金の減少等により、約43億円の減となった。

　 

 

関連ファイルダウンロード

• 令和２年度福井県歳入歳出決算の概要（ＰＤＦ形式：6,293KB）
• 引き上げ分の地方消費税収が充てられる社会保障４経費（ＰＤＦ形式：85KB）

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