令和３年度歳入歳出決算状況について

 

   令和３年度の一般会計歳入決算額は、5,956億8,420万円、前年度に比べ544億215万円、率にして10.1％の増、歳出決算額は、5,815億9,758万円、前年度に比べ514億5,730万円、率にして9.7％の増となりました。
　これは、歳入では、県税収入や地方交付の増加、歳出では新型コロナウイルス感染症対策事業の増加が主な要因です。
　また、歳入歳出の差引額から翌年度に繰越すべき財源を控除した実質収支は65億716万円の黒字で、前年度に比べ10億5,888万円の減となりました。

 

一般会計歳入決算の状況

　  

　前年度と比べると、県税収入、地方交付税、諸収入等が増加したことにより、全体として10.1％の増となりました。
　県税は、法人二税や地方消費税、核燃料税の増加等により、県税全体で約127億円の増、地方交付税は、普通交付税の増加により、約171億円の増、諸収入は、ふるさと企業育成ファンド満了による返還や制度融資返戻金の増加等により、約143億円の増となりました。
 

一般会計歳出決算の状況

　 

　前年度と比べると、総務費、衛生費、商工費等などが増加したことにより、全体として9.7％の増となりました。
　総務費は、北陸新幹線建設事業費の増加等により、約60億円の増、衛生費は、新型コロナウイルス感染症対策関連事業の増加等により、約85億円の増、商工費は、ふくい地域経済循環ファンド貸付や中小企業者等事業継続支援金等により、約223億円の増となりました。

　一方で、労働費は、雇用維持事業主応援金の終了等により、約9億円の減となりました。

 

 

 

 

関連ファイルダウンロード

• 令和３年度福井県歳入歳出決算の概要（ＰＤＦ形式：6,293KB）
• 令和３年度引き上げ分の地方消費税収が充てられる社会保障４経費（ＰＤＦ形式：85KB）

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