屋外広告物の安全管理について

最終更新日 2020年8月21日ページID 044837

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 近年、経年劣化した看板が落下・倒壊し、通行人を死傷させる事故が全国各地で発生しています。
 万が一事故が起きれば、通行人の命を危険にさらすだけでなく、会社やお店が積み上げてきた信用を一瞬で失い、さらには多額の賠償責任を負うことになりかねません。
 看板を設置したら、定期的な安全点検とメンテナンスを行い、適正な維持管理に努めましょう。

安全点検のチェックポイント

 屋外広告物は、常に厳しい自然環境にさらされており、一見きれいに見えるものでも、知らず知らずのうちに内部が劣化していることがあります。
 設置後は日常的に目視点検を行い、特に地震や台風の後は必ず点検しましょう。
 早急に対応すれば簡単な処置で済むものも、放っておくと大規模な修繕や撤去が必要になることもあります。
 異常を見つけた場合は、速やかに屋外広告業者に詳細な点検や補修等を依頼してください。

  • サビが出ていませんか
  • 看板が傾いていませんか
  • アクリル板にひびが入っていませんか
  • 照明の不点灯などはありませんか
  • 部品の欠落などはありませんか

点検チェックポイント

参考資料

 ・「オーナーさんのための看板の安全管理ガイドブック」 [PDF形式:1,201KB]  

許可更新時の安全点検報告

 福井県屋外広告物条例では、屋外広告物の設置者および管理者に、屋外広告物を良好な状態に保つ義務を定めています。
 また、許可期間が1年を超える屋外広告物の許可更新申請時には、次のいずれかの資格を持つ管理者が点検を行い、安全点検報告書を提出しなければなりません。
  ・ 屋外広告士
  ・ 都道府県・政令指定都市・中核市が開催する屋外広告物に関する講習会の修了者
  ・ 職業訓練指導員免許(職種:広告美術科に限る)
  ・ 技能検定(職種:広告美術仕上げに限る)合格者  
  ・ 職業能力開発促進法による広告美術科の訓練の修了者 

屋外広告物安全点検パトロール

 県では、福井県屋外広告美術協同組合と協力し、平成28年より、屋外広告物安全点検パトロールを実施しています。
 パトロールは、繁華街や観光地など、通行人の多い場所を中心に行い、特に管理に注意が必要だと思われる看板の所有者の方に対し、詳細な安全点検の必要性を説明しています。
 広告主や所有者の方々には、今後とも屋外広告物の適正管理にご協力をお願いします。

 パトロール

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