被害後の心身の変化
被害にあった後は、心や体の調子をくずし、次のような状態になることがあります。
> 当てはまるものはありますか? チェックしてみましょう。
□ 緊張している □ 誰も信じられない
□ 頭痛や目まいがする □ ちょっとした物音にびくっとする
□ 事件のことが頭から離れない □ 事件のことが突然よみがえる
□ 吐き気、嘔吐、下痢や便秘をする □ 身体がだるい、疲れやすい、微熱が出る
□ お腹や身体のその他の部分の痛み
> 回復に向けて
これらの症状からの回復は一足飛びではありません。思うように回復しない自分を責めたり、心配する必要はありません。
次のような段階を追って回復しますので、焦らずに進んでいきましょう。
1⃣ 環境面、身体面、精神面の安全が確保されること
2⃣ 自分の身に起こった出来事を振り返り、過去のものと位置づけることができること
3⃣ 自分への信頼を取り戻すこと
4⃣ 社会とのつながりを感じ、人生の希望や意欲を取り戻すこと
> 回復のために、今自分でできること
□ 睡眠や食事を規則正しくとること
□ 仕事や学校などで無理をしすぎない、疲れたら休みをとる
□ 適度な運動やエクササイズを行う
□ 自分が楽しめたり、リラックスできることは積極的に行う
□ つらい気持ちや心配を1人で抱えないで、信頼できる人や医師、カウンセラーなどに相談してみる
□ 回復が思うように進まないこともあるが、人それぞれなので焦らない