平成２９年度　第８回福井県スポーツ推進審議会

第８回福井県スポーツ推進審議会が平成３０年３月２２日に開催されました。福井県スポーツ推進計画（平成２５年７月策定）の進捗状況について説明し、委員の方々からご意見をいただきました。

○スポーツ推進審議会委員からの主な意見

　・小学校では、様々な理由で業間体育の時間が削られ、子どもが外で遊ぶ時間などが少なくなっていると
　　ともに、スポーツ少年団離れが徐々に進んでいるように感じる。子どもを取り巻くスポーツの環境は決
　　していいとは言えないため、学校体育の効果的な運営が必要。

　・どこまでをスポーツとするのか。最近は民間のスポーツジムの増加に伴い、運動は得意ではないが、ジ
　　ムに行って手軽に体を動かす人が増えている。そのような手軽にできる運動を進めていくことも大切な
　　のではないか。

　・定年を過ぎた年代で「運動が好きではない」という方を対象とした調査では軽い運動を１時間行うこと
　　で、いつもより体の動きが軽い、調子がいいと感じた人が多く見られた。ソフトスポーツなどは、周り
　　の人とのかかわりによって自分の心の元気を取り戻すことを大切にしている。健康寿命を長くできるよ
　　う、元気で病院に通わない高齢者を増やすことも大切。

　・最近は、ツイッターやフェイスブックなどソーシャルネットワークが普及しているので、スポーツをす
　　る、見る、支えるだけでなく、それを拡散することを推し進めていくとスポーツがより盛り上がるので
　　はないか。

　・県から様々な支援があるが、県の補助は一定期間が過ぎると市町負担となり、市町が苦慮することがあ
　　る。部活動の外部指導者への補助制度は、これからもぜひ継続してほしい。

　・部活動のガイドラインについて、土曜日の活動時間は３時間という指針が出されているが、練習試合や
　　県外チームを招いての活動などができなくなり、やる気のある教員の意欲がそがれてしまう可能性が出
　　てくるのでは。

○福井県スポーツ推進計画の推進状況は下記のとおりです。