DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?

最終更新日 2021年11月12日ページID 044284

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DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?

配偶者(事実婚を含む)、元配偶者、生活の本拠を共にする交際相手などの「親密な関係」にある人からの暴力のことです。暴力というと殴ったり蹴ったりという身体的なものをイメージしがちですが、心を傷つけられたり生活する上で有害な影響が及ぼされるようなことは、すべて暴力です

暴力の種類
身体的暴力 殴る、蹴る、物を投げつける、首を絞める、髪を引っ張る、突き飛ばす、刃物などで脅す、など
精神的暴力 馬鹿にする、無視する、大声で怒鳴る、発言させない、大切にしているものを壊す、など
性的暴力 性行為の強要、避妊に協力しない、無理やり裸にする、わいせつな写真を撮りネット上に流す、など
経済的暴力 生活費を渡さない、家計を厳しく管理し金銭的な自由を与えない、など
子どもを利用した暴力 子どもに悪口を吹き込む、子どもを取り上げると脅かす、など
社会的暴力 友人や親せきなどとの付き合いを制限する、電話やメールの内容を細かくチェックする、行動を監視する、など
どんな人が被害者・加害者になるの?
  • 被害を受けるのは必ずしも女性とは限りません。男性であっても妻や恋人からの暴力により被害者となることがあります
  • 暴力を振るう加害者は、年齢、学歴、職種、年収に関係がないと言われています。普段から言動が粗暴な人もいれば、人当たりが良く、社会的信用もあり、周囲の人からは「家で暴力を振るっているとは想像できない」と思われている人もいます。
DVの3つのサイクル

DVには一定のサイクルがあります。蓄積期(爆発期に向けてストレスをため込んでいる時期)→爆発期(ストレスが暴力となって表れる時期)→安定期/ハネムーン期(ストレスが発散されたことにより急にやさしくなる)の3つの期間を繰り返し、徐々にエスカレートしていきます。

子どもへの影響

DVが起きている家庭では、子どもに対する暴力が同時に行われている場合があります。直接危害を加えられていなくても、子どもが暴力にさらされることで、心身の発達に様々な悪影響を及ぼします。次のような場合はすべて児童虐待です。

  • DV加害者が直接子どもに暴力をふるう。
  • DV加害者から子どもへの暴力を止めることができず見過ごす。DV加害者に対する恐怖心などから、子どもへの暴力に加担する。
  • 子どもの見ている前で暴力をふるう、夫婦喧嘩をする。(面前DV=心理的虐待)

知っていますか?デートDV

交際している相手から受ける暴力のことをデートDVと呼びます。最近、中高校生や大学生など若い世代での交際相手間の暴力が問題になっています。例えば、友人との付き合いを制限したり、デート代を一方だけが負担したりすることはありませんか?束縛することや一方的に尽くすことは愛情の証ではありません。どんなに好きでも暴力は絶対に許されません。

もしかしてDV?と思ったら

「DVかもしれないが、どうしたらいいかわからない」「逃げたいが、頼れるところがない」「身内や友人にDVで困っている人がいる」といったお悩みがある方は、ひとりで悩まず専門の窓口にご相談ください。

  • 福井県内にはDV被害者のためにいろいろな相談機関が設けられています。

 参考:福井県のDV相談窓口一覧

DVに関するお願い

  • 配偶者等から暴力を受けている人を発見した場合は、福井県のDV相談窓口を案内してください。
  • 緊急を要する場合は迷わず 110番に通報してください。
参考:DVに関するホームページ一覧
DV防止相談リーフレット

DVに関する詳しい内容や相談窓口を掲載したリーフレットはこちらからダウンロードできます。(PDF形式:435KB)

DVの説明DV相談窓口

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