イノシシの生態と被害の防ぎ方 3/4

最終更新日 2016年4月1日ページID 005449

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 イノシシの生態について2

鼻は万能の道具

  • 嗅覚は犬並みで、非常に優れています。
  • 鼻先を使って、押したり、掘ったり、転がしてあらゆる物の反応を探ります。
  • 成獣は最大70kgのものを鼻で持ち上げ、地面を掘り返す力も強力です。
  • 石の下にいる虫などを好んで食べることから、大小にかかわらず石を転がす習性があります。
イノシシパワー
鼻で動かされたU字溝

食べ物

  • 雑食性で、ほとんど何でも食べます。
  • 春・・・タケノコ 夏から秋・・・稲の穂やクズの根など 秋季・・・ドングリ類 晩秋から冬季・・・主に植物の根や地下茎
  • 出産準備のため秋には好んでミミズを食べます。
  • 山のエサと比べて、野菜や果実の収穫残さや、放置された生ゴミは栄養豊かなエサになります。
水仙
被害を受けたスイセン畑

繁殖能力

  • メスは生後1歳6ヶ月で妊娠可能になり、2歳で初めて出産します。
  • 基本的に1年1産で、4~6月頃に1回5頭前後を出産します。
  • 人里や農地で豊かな栄養のエサを食べる個体は、毎年出産が可能になるとともに、死亡率が低下するので、群れの頭数増加につながります。

その他

  • 群れは母系社会。成熟オスは普段は単独行動し、交尾期だけ群れに入り込みます。
  • 寿命は自然状態ではオス6歳、メス10歳程度です。近年、捕獲が進み高齢個体は少なくなっています。

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