日本初!肝臓脂肪の低下を訴求する機能性表示食品向け植物エキス(株式会社ホソダSHC)
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有効成分「グネチンC」を高含有した当社独自食品素材メリンジョエキスでメタボ改善機能性食品製剤を開発しました。 令和元年度、令和2年度 |
事業実施の経緯
自社で見出したインドネシア産の植物で、古来より現地でチップスやスープにして食されてきたメリンジョには、「グネチンC」というポリフェノールが豊富です。メリンジョエキスおよびグネチンCは、世界中の研究機関によってその機能性が明らかになりつつあります。しかし、すでに商品化されているメリンジョエキスはグネチンCの含有量が少なく、十分にその機能を活かしきれていないという課題がありましたので、新・メリンジョエキスの開発に取り組みました。
事業の内容
メリンジョにはグネチンCの他に配糖体(グネチンCに糖が結合したタイプ)の形で存在しており、その配糖体が多く含まれています。既存工程の条件などを検討し、かつライン適性のあるように条件精査を行いました。さらにヘルスクレームとして訴求できるように、未だ機能性表示食品におけるメタボ系としては商品化されていない「肝臓脂肪」に着目したヒト試験を実施しました。肝臓脂肪が増えすぎると、脂肪肝、NASHなどを経て肝硬変につながり、近年その予備軍が増えていることで注目されています。
事業の成果
エキス粉末中のグネチンC含量について、既存品では規格化されていませんが、これを15%以上の規格とする工程および処方の開発に成功しました。またその機能性を明らかにするために実施したヒト試験において、肝臓脂肪の状態を測る一つの指標である肝脾比が、新・メリンジョエキス粉末の摂取前後で上昇(改善)しました。
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製品のPR
メリンジョおよびその有効成分グネチンCは、世界で最初に当社がその機能性を見出した、当社オリジナルの機能性食品素材となっています。日本のみならず、米国でも特許を取得しており、欧州と中国は現在応答中です(国際公開番号:WO 2019/021485 A1)。既存のメリンジョエキス粉末の高グレード版として、グネチンC15%以上という規格を設けました。自社サプリもご用意していますので、ぜひご興味のある方はお問い合わせください。
経営者の声
自社で天然の機能性素材の探索を始めてあっという間に20年以上が経ちました。東南アジアを練り歩き、悪戦苦闘しながらついに運命の地インドネシアで巡り合った食品素材「メリンジョ」と最初のスクリーニングでは候補から脱落しながらも別視点で見つめ直し価値を見出した「ジャワしょうが」。現地で食歴があるこの2つのボタニカル素材は、当社のみが取り扱うオリジナル素材です。(代表取締役 細田 真也)
開発者の声
![]() 鈴木 康朗 氏 |
インドネシアの工場で、現地スタッフと汗やエキスにまみれ、試行錯誤しながら生産工程の検討を重ねてきました。2年目はコロナの影響で現地には1回も訪問できず、WEBミーティングなどで意思疎通を行うという考えもしなかった展開となりましたが、無事商品化できたことを非常に誇りに思っています。少しでも世の中で困っている方の役に立てば苦労も報われますので、今後まずますの情報発信に努めていきたいと思います。 |
企業情報
企業名 | 株式会社ホソダSHC |
業務内容 | 機能性食品素材・メディカル製品の製造、繊維・食品の卸売 |
所在地 | 福井県福井市御幸3丁目2-21 |
担当者 | ヘルスケアグループ |
問合せ先 | TEL 0776-22-4748 |
HP | https://www.hosoda-shc.co.jp |