「福井県民衛星技術研究組合・ふくい宇宙産業創出研究会」合同会議を開催しました

最終更新日 2016年9月23日ページID 033432

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 2016年9月7日(水)、県内企業が主体となって超小型人工衛星の製造・打上げを目指す「福井県民衛星技術研究組合」の設立を受け、宇宙産業への参入を目指す「ふくい宇宙産業創出研究会」との合同会議が開催されました。
 組合の進藤理事長から設立総会の内容について報告があり、知事あいさつ、県の支援策等の説明が行われたほか、内閣府宇宙開発戦略推進事務局の講演があり、約100名の企業関係者が参加しました。

「福井県民衛星技術研究組合 理事長あいさつ」
 株式会社ネスティ 代表取締役 進藤 哲次 氏 
 組合の組織、事業計画等について説明を行うとともに、「衛星を打ち上げるだけでなく、県に新しい市場、産業を作ることが目標であり、将来的に宇宙関連の技術者を結集できるよう、皆さんの協力をいただきながら、一歩一歩進めていきたい」との決意を示しました。

「福井県知事あいさつ」

 福井県知事 西川 一誠
 「技術研究組合には、県内において宇宙産業の裾野が広がるよう牽引役を果たしてほしい。」と述べるとともに、県としても人材育成や施設設備の充実など、プロジェクトを支援していく考えを示しました。また、「組合をはじめ、企業の皆様と大きな夢の実現に向けて邁進し、地方発の革新的ビジネスモデルを形成し、ふるさとの誇りにしていただきたい」と激励しました。

「県の宇宙産業に関する取組みについて」
 ふくいオープンイノベーション推進機構 ディレクター
 福井県工業技術センター 所長 強力 真一
 ふくい宇宙産業創出研究会のこれまでの活動と、工業技術センターに整備予定の施設設備および部材開発等の今後の予定について、説明を行いました。

「宇宙政策と宇宙産業について」
 内閣府宇宙開発戦略推進事務局 参事官補佐 迫田 健吉 氏
 国内外の宇宙産業や宇宙政策について説明いただくとともに、福井県民衛星プロジェクトについては、「(1)地域の防災・環境・土地利用など公共サービスの高度化、(2)農業、交通、観光、物流などの産業高付加価値化、(3)地域課題を解決する宇宙利用サービスを提供するローカルベンチャー創出、(4)地域活性化モデルのフロントランナー、(5)地域の夢・希望 として大きなポテンシャルを感じる。」との期待を寄せていただきました。

理事長あいさつ 知事あいさつ
     組合理事長あいさつ             知事あいさつ
県支援策説明 内閣府説明
     県の支援等について説明        迫田参事官補佐による特別講演
会場の様子
      会場の様子

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