「福井健康福祉センター管内（福井市・永平寺町）病院と介護の連携手順」を改正しました

福井健康福祉センター管内における病院と地域の連携

　県では、医療と介護の連携を推進する一環として、要介護・要支援者および退院支援が必要な方が入院または退院をするにあたって、病院・有床診療所とケアマネジャー間で着実に引継ぎ、自宅等での生活や療養に困る患者や家族をなくすことを目的に、関係者の協議により、入退院支援における情報共有のルールを作成・運用しています。（「福井県入退院支援ルール」は、こちら）

　さらに、福井健康福祉センターでは、管内の病院、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、市町等の代表者による協議を重ね、県の「入退院支援ルール」を円滑に実施するために補足事項等を追加した「福井健康福祉センター管内（福井市・永平寺町）病院と介護の連携手順」を作成・運用しています。

「福井健康福祉センター管内（福井市・永平寺町）病院と介護の連携手順」とは

　福井健康福祉センター管内（福井市・永平寺町）の医療機関（病院・有床診療所）の担当者と、ケアマネジャーが連携して入院患者のスムーズな在宅移行を支援するための情報共有に関する基本的な流れを示したものです。

○構成（各項目をクリックすると、資料の閲覧、ダウンロードができます。
　１ 「福井健康福祉センター管内（福井市・永平寺町）病院と介護の連携手順」

　２ 資　料

　　　○参　　　考　入退院支援にかかる診療報酬および介護報酬

　　　○参考様式１　入院時情報連携シート

　　　○参考様式２　退院時情報共有シート

　　　○資料１～５（管内窓口一覧）  

　　　　　　　　　　 病院・有床診療所、居宅介護支援事業所

　　　　　　　　　　 小規模多機能型居宅介護・看護小規模多機能型居宅介護事業所

　　　　　　　　　　 地域包括支援センター、市町介護保険担当部署　
○内容（ポイント）
　＜支援の対象者＞
　　自宅等から入院し、自宅等へ退院する患者で、介護保険サービスを利用または利用を希望する方等
　＜情報共有の基本的な流れ＞ ※入退院支援ルールフロー図
　　A：入院前にケアマネがいる場合
　　　１ 入院時の連絡（病院担当者とケアマネジャーは、お互いにすみやかな入院時の連絡に努める。）
　　　 2 入院中の連携（入院期間の見込みや患者の状態等について、お互いに情報共有に努める。）
　　　 3 退院支援開始の連絡（退院準備期間等を考慮する）
　　　 4 退院前調整（退院支援情報の共有、カンファレンスの実施）
　　　 5 退院時・退院後の情報提供　　　

　　B：入院前にケアマネがいない場合
　　　1 介護保険申請の支援
　　　 （病院担当者は、退院支援が必要と判断した場合、家族などに居住地の市町役場または地域包括支援
　　　　 センターへ相談に行くよう説明する）
　　　2 担当ケアマネの連絡、入院中の連携（ケアマネジャーは、入院患者の担当になることが決まればす
            みやかに病院担当者に連絡を入れる）
　　　3～5 （A：入院前にケアマネがいる場合と同じ）
 

ルールの適用地域および運用開始時期

　（１）適用地域：福井健康福祉センター管内（福井市・永平寺町）

　（２）運用開始時期：平成２８年４月～（最終改定：平成３０年４月）

留意事項

　「病院と介護の連携手順」における「入院時情報連携シート」、「退院時情報共有シート」は関係者の意見をとりまとめて作成した参考様式です。ルールの実践を強制したり、各機関の既存様式を妨げるものではありません。既存様式がない場合や、様式の見直しをする際の参考として活用してください。

　運用状況を関係者により定期的に検証し、必要な見直しを行っていく予定です。