県民ワクワクチャレンジプランコンテスト2019（女性部門）審査結果vol.1

　１１月１７日（日）、福井県国際交流会館において、「県民ワクワクチャレンジプランコンテスト2019（女性部門）」の公開審査会が開催されました。
　１００万円コースには１４件の応募があり、応募者によるプレゼンテーション発表が行われ、２件が採択されました。
　２０万円コースには９件の応募があり、ポスターセッションによる審査が行われ、５件が採択されました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　受賞者の皆さん

審査会の様子

　　　   
  たくさんの観客が来場し、熱気に包まれる会場　　　　100万円コースの公開プレゼンテーション
    　　
　質疑応答では、審査員と発表者が熱心に意見交換　　　20万円コースはポスター展示による審査が行われました
　 　　
　今回の審査会では、携帯・スマートフォンを使った投票システム「respon（レスポン）」での観客審査も行われました

１００万円コースの採択プラン（２件）

１ ギザギザ湾美化美化計画　　アノミアーナ（代表　西野ひかる）

　　
　・若狭湾国定公園における海ごみの漂着状況、種類・量、地区ごとの回収・処分方法を調査し、ＭＡＰ化
　　するとともに、沿岸住民への海ごみに対する意識調査を実施
　・最新の処理・リサイクル技術等について情報収集し、域内での再資源化・活用の可能性を探り、持続可能
　　で効果的な海ごみ回収・処理方法をまとめ、海岸管理者へ事業提案

２ 福井のものづくり体感宿『Japan Craft House整備事業」　
    Japan Craft House（代表 海渡由紀子）

　　
　・空き家を改修・整備し、伝統工芸をはじめとする福井のものづくりを体感できる民泊宿を整備
　・宿泊以外にも、サークルや研修会、茶会等、県民が気軽に利用できる場所として利活用を促進

20万円コースの採択プラン（５件）

  １ 友コン　　友コン実行委員会（代表 中本邦子）

　・会社や職種の垣根を超えた新社会人同士のつながりをつくるための交流会「友コン」を開催
　　　

  ２ バスガイドと行く バスに乗らない 旅気分　　（株）プロデュースＧ．Ｃ（代表 松田多佳子）

　・老人ホーム、病院などに出張して、スライドに名所・名産物・伝統行事・伝統工芸品などを映し、
　　テーマに合わせた名所をバスガイドが普段のバスの車内のように案内し、各地の魅力を伝える
　　　

  ３ うまいものは音となり若狭湾を越えてゆけ　　おたまじゃくしExpress（代表 速水真由子）

　・若狭地域の飲食店と協力し、若狭地域の特産品や名物をオリジナルソングで紹介
　・曲の周知のため、ＣＤ作成やライブを実施
　　　

  ４ 農業女性活躍推進プロジェクト　　ふくい女性ネットNEXT６（代表 浅見由紀）

　・企業女子が福井の農産物を知るため、農業体験や農家カフェの視察など農業女子との交流イベント
　　やワークショップ・意見交換会を開催
　・農産物をＰＲするマルシェを開催
　　　

  ５　若狭地域のミツバチの巣から採取される蜜蝋を活かした新商品
　　「エコラップ」の開発および販路開拓事業　　宇野早希

　・廃材となっている地域資源の蜜蝋を活用し、何度も繰り返し使える布製の新商品「エコラップ」
　　を開発
　・新たな若狭の新商品として全国展開し、福井県の知名度を高めるとともに、廃棄される素材の
　　発掘を通じて、地域の活性化に貢献　　
　　 　

審査員長（福井大学国際地域学部 講師　田中志敬 氏）の講評

　今回応募いただいたプランは、どれも魅力的なプランで、審査は大変難しかった。
　採択されたプランだけでなく、採択されなかったプランについても、
　クラウド・ファンディングなどもあるので、ぜひ、皆さんの力で実現させてほしい。

　★ コンテストにご応募いただいた活動プラン（採択プランを除く）の一覧は
       こちらからご覧いただけます。