福井県では、「福井県庁グリーン購入推進方針」に基づき、平成13年5月からグリーン購入に取り組んでおり、平成16年度の調達実績を下記のとおり取りまとめました。
 

１　取組みの概要
　　環境への負荷の少ない物品等を優先的に選択するグリーン購入を推進していくため、「福井県庁グリーン購入推進方針」（平成13年4月27日）を策定しました。
　　この方針に基づき、17分野の180品目について、環境物品を選択するための判断基準を定めた「平成16年度調達計画」を策定し、県のすべての機関でグリーン購入に取り組んできました。
 

２　平成16年度調達実績の概要
　○　紙類、印刷、文具類、事務用備品、作業服などほとんどの物品について、環境物品の調達率（調達総量に対する判断基準に適合する物品量の割合）は、概ね90％以上でした。また、ほとんどの分野で前年度に比べ調達率が上昇する結果となりました。
　○　普通・小型自動車の一般公用車については、低公害車２台（低燃費かつ超低排出ガス認定車２台）を購入したほか、その他の公用車についても、低燃費かつ低排出ガス認定車がある場合はこれを選択しました。
　○　設備については、県立高校５校（各10kW）に計50kWの太陽光発電設備を導入しました。
　○　県有施設に設置される食堂の生ごみについては、発生量の約42％を堆肥化処理しました。
　○　公共工事については、再生骨材等や再生材料を用いたコンクリート二次製品をはじめとし、２５品目を使用しました。
 

３　今後の取組み
　　「福井県庁グリーン購入推進方針」および調達計画に基づき、より一層のグリーン購入の徹底を図っていきます。
 

グリーン購入調達実績（平成16年4月～平成17年3月）