福井県揮発性有機化合物（ＶＯＣ）関係情報／揮発性有機化合物（ＶＯＣ）排出抑制制度について

最終更新日 2012年5月1日｜ページID 000863

揮発性有機化合物（ＶＯＣ）排出抑制制度について

　浮遊粒子状物質や光化学オキシダントによる大気汚染を防止するため、その原因物資の一つであるＶＯＣの排出および飛散の抑制を図ることを目的に、平成１６年５月２６日に大気汚染防止法が改正されました。
　これに基づき、平成１８年４月１日からＶＯＣ排出施設からのＶＯＣの排出が規制されます。

○ＶＯＣ排出施設の設置者は届出が必要です。

【規制の対象となる施設の種類と規模】

	規制対象施設の種類	規模要件
１	ＶＯＣを溶剤として使用する化学製品の製造の用に供する乾燥施設	3,000 m³／時
２	塗装施設（吹付塗装を行うものに限る。）	100,000 m³／時
３	塗装の用に供する乾燥施設（吹付塗装および電着塗装に係るものを除く。）	10,000 m³／時
４	印刷回路用銅張積層板、粘着テープもしくは粘着シート、はく離紙または包装材料（合成樹脂を積層するものに限る。）の製造に係る接着の用に供する乾燥施設	5,000 m³／時
５	接着の用に供する乾燥施設（前項に掲げるものおよび木材または木製品の製造の用に供するものを除く。）	15,000 m³／時
６	印刷の用に供する乾燥施設（オフセット輪転印刷に係るものに限る。）	7,000 m³／時
７	印刷の用に供する乾燥施設（グラビア印刷に係るものに限る。）	27,000 m³／時
８	工業の用に供するＶＯＣによる洗浄施設　（当該洗浄施設において洗浄の用に供したＶＯＣを蒸発させるための乾燥施設を含む。）	5 m²
９	ガソリン、原油、ナフサその他の温度37.8℃において蒸気圧が20ｋPaを超えるＶＯＣの貯蔵タンク　（密閉式および浮屋根式のものを除く。）	1,000 kL

備考	規模要件は、１および３～７の施設については送風機の送風能力、２の施設については排風機の排風能力、８の施設についてはＶＯＣが空気に接する面積、９の施設については容量による。

【届出の種類】

備考	・設置（変更）日は、設置（変更）のための工事着手日とします。
	・各様式（Word版）は、右クリック「対象をファイルに保存」により、お手持ちのパソコンにダウンロードしてご利用ください。

【届出先および相談窓口】

○ＶＯＣ排出抑制制度に関するお問合せは各健康福祉センターまたは下記までお願いします。

福井県安全環境部
環境政策課

〒910-8580
福井市大手3-17-1　福井県庁４階

TEL 0776-20-0303
FAX 0776-20-0679

国へのリンク

このホームページの内容に関するお問い合わせは、福井県安全環境部環境政策課までお願いします。

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