許佐羅江清水（こさらえしょうず：鯖江市定次町）

かつて、絶滅危惧種トミヨが生息していた名水

 

　舟津社記によると「正暦２年（９９１年）の夏は大干ばつとなり、村人は雨を祈りましたが雨が降ることはありませんでした。この時、舟津神主が夢に見た神詠を清書し、７箇所に埋めたところ忽然として水が湧き出しました」と伝えられ、この時湧き出た清水は舟津七清水と呼ばれています。この一つが許佐羅江清水です。

　 その冷たさと清らかさ故に、トミヨという大変貴重な魚が生息していました。現在、生活環境が変わったため、トミヨは生息していませんが、その清らかな水は健在です。

 

　この許佐羅江清水の水には炭酸が含まれており、その清らかさとともに地域住民の人気の水となっています。夏休みともなれば、子供たちの声が絶えない、地域住民の憩いの場として多くの人々が訪れます。

アクセス方法

●Google Maps - 許佐羅江清水

　国道8号線、鯖江市にある「宮前２」交差点を五郎丸町方面に進む。

　自然環境の中で湧き出る水ですので、飲用については利用者側でご判断ください。
　御利用に際しては、湧水等の衛生の保持やごみの持ち帰りなどに御配慮ください。

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