刀那清水（となしょうず：鯖江市上戸口町）

歴史と由緒ある三峯山からの贈り物

　　　

　刀那清水がある上戸口町は、城山（俗称：三峯山）のふもとに位置しています。この三峯山には、南北朝時代に南朝軍の武将、新田義貞の弟である脇屋義助が築いた三峯城跡があり、この城跡からは戦国時代に栄えた朝倉氏遺跡がある一乗谷が一望できます。
　三峯山の中腹には、昭和12年頃まで三峯村があり、その広場にはイチョウの大木があります。「泰澄大師の母親が夢のお告げを受けてこのイチョウの樹皮を煎じて飲んだところ乳が出た」という伝説が残っていることから「乳授けの大銀杏」と呼ばれ、多くの人々から親しまれてきました。こうした歴史・伝承のある三峯山の伏流水が流れています。

 

アクセス方法

●Google Maps - 刀那清水
　県道25号から、鯖江市と福井市の境に位置する鯖江市上戸口町に入り、田畑の脇にある。

　自然環境の中で湧き出る水ですので、飲用については利用者側でご判断ください。
　御利用に際しては、湧水等の衛生の保持やごみの持ち帰りなどに御配慮ください。

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