福井県庁薬剤師の紹介
せっかくなら、一生飽きない福井県庁薬剤師に。
探究心を存分に活かせる、未知数のキャリア
薬の専門家として人々の健康を支える薬剤師。
一般的に病院や薬局での調剤、服薬指導、薬の管理といった業務は想像しやすいかと思われます。しかし、福井県庁に勤務する薬剤師の配属先は福井県庁本庁、健康福祉センター(保健所)、こども療育センター、衛生環境研究センター、原子力環境監視センター、そして県立病院など多様。その仕事は想像以上にずっと広く、ずっと深いんです。
「薬剤師の資格って、こんなところまで活きてくるのか!」と、長年勤めていても新鮮に感じることがたくさん。探究心の激るあなたには、どこか「1箇所」に収まるなんてもったいなすぎる。実習や実務で蓄えてきた知見を発揮し、未知数のキャリアを楽しもう!
50以上の専門資格の取得を目指せる、県内最大規模の病院
福井県立病院は、病床数700床余りを有する県内最大規模・唯一の県立病院として、高度急性期医療の中核を担っています。26診療科、7つの専門センターを有し、救命救急、がん、周産期、精神科、感染症など、「福井で最も重篤で、最も複雑な症例」が集まる医療現場です。
この現場で薬剤師に求められるのは、「調剤を行う人」ではなく、薬物療法のプロフェッショナルとしてチーム医療を動かす存在であること。一つの専門に閉じない、圧倒的に広く、深い薬物治療管理を担います。
例:
▼救命救急
県内唯一の基幹災害拠点病院、ドクターヘリを有する救急救命センター設置病院。
秒単位の判断が求められる現場で、薬剤選択・投与設計・安全管理に関与。
▼がん医療
都道府県がん診療連携拠点病院。
がん専門薬剤師5名が在籍し、化学療法の質と安全性を薬剤師主導で支える。
▼精神科医療
全国的にも稀な、救命救急センター併設の有床総合病院精神科。
精神科救急や身体合併症に対応し、心身両面からの急性期医療に関与。
▼周産期・感染症医療
総合周産期母子医療センター、感染症指定医療機関として、ハイリスク症例における専門的な薬物療法を実践。
このような多様な分野で、多職種で構成される医療チームの中で薬の専門家として意思決定に関与します。病棟・がんセンター外来に常駐し、医師・看護師・その他職種との議論に参加し、高度な薬物治療設計や三次救急・化学療法・感染対策への専門的関与やベッドサイドでの服薬指導や栄養サポートまで行います。
ここまで活躍の場が広いのは、調剤の効率化に取り組んでいるから。全自動錠剤分包機、注射薬自動払い出し機など、最新システムを積極的に導入し、マンパワーを医療安全に色濃く関わることに割くのが福井県立病院薬剤師の日常です。
だからこそ、50以上の資格取得を目指せる支援体制も充実しています。
※取得事例あり
病院薬学認定薬剤師、がん専門薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、小児薬物療法認定薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、日本糖尿病療養指導士、心不全療養指導士、スポーツファーマシスト
福井県からその先へ、社会に効く調査研究を。
衛生環境研究センターでは、県民の「食」と「いのち」を守るための調査研究を行っています。研究テーマは、県民や行政のニーズや福井県の地域特性を踏まえながら、自ら提案し、認められれば主体的に進めることが可能です。
主な対象となるのは、自然界に存在し、時に食中毒や死亡事故につながる危険性を持つ物質です。特に、最近着手した毒キノコの遺伝子検査は全国でも先駆けでした。その他にも、フグ毒(テトロドトキシン)や有毒植物、細菌・ウイルス感染症(食中毒)、ダニ媒介感染症などの研究も進めています。自然豊かな福井県だからこそ挑戦しやすい研究環境があります。
この研究の特徴は、単なる基礎研究にとどまらず、実際に県内で起こり得る事象に即した“実務直結型の研究”であること。食中毒の疑いが発生した際、調理後で原型をとどめていない食品片や、わずかな検体からでも原因物質を特定できるよう、分析や遺伝子解析の手法を確立していきます。「何が原因だったのか」「県民にさらなる被害が及ぶ可能性はないのか」――その問いに、科学的根拠をもって答えを出す役割を担います。
それぞれの分析法を確立していく過程は、まるで未解明の謎を一つずつ解いていくような感覚......。その研究成果が、そのまま県民の安全につながる実感を持てることもこの仕事の大きな魅力です。学会発表や他自治体への展開を通じて、福井発の知見が全国の衛生行政に貢献することもあります。研究室の中だけで完結しない、「社会に効く研究」ができるのは、行政研究職ならではの醍醐味です。
福井県の「食」ブランドの番人
健康福祉センター(保健所)所属の薬剤師は飲食店や食品製造所などの食品衛生、旅館や理美容所などの生活衛生、廃棄物処理などの環境衛生、病院や薬局等の薬事衛生といった様々な衛生管理のエキスパートとして活躍しています。
福井県が誇るものといえば、「食のおいしさ」。新鮮な海の幸、地域に根ざした食品加工、地元で愛され続ける飲食店。その一つひとつが、「安全で、安心できる」という信頼の上に成り立っています。その信頼を、表には見えないところで支えているのが、健康福祉センターに所属する薬剤師です。
具体的には、
- 新しく開店する飲食店の設備確認・許可
- 許可更新に伴う衛生管理状況のチェック
- 食品工場での製造工程や衛生管理体制の確認
- HACCPに沿った衛生管理の説明や講習会の実施
実際に現場へ足を運び、事業者一人ひとりと向き合いながら安全・衛生面の確認を進めていきます。もし食品の事故や衛生トラブルが起これば、それは一つの店舗や工場だけでなく、「福井の食」そのものの信頼を揺るがしかねません。だからこそ、一方的な指導ではなく、日々の地道な対話と伴走が重要です。
また、毎年皇室に献上される「越前ガニ」や「若狭ガレイ」の作業立ち会い等も貴重な経験です。
人と人との信頼関係の中で、安心安全な福井の「食ブランド」を根付かせていくのも福井県庁健康福祉部薬剤師の大切な役割なのです。
行政官として、自分のアイデアや熱意を施策に
本庁(健康医療局医薬食品・衛生課)勤務の薬剤師は県全体の薬事に関わる監視が主な業務だと思われがちですが、下記の業務領域において、自ら施策や制度の企画・提案のもと、県内各地域の健康福祉センターなどと連絡をとり実行するというクリエイティブな面があります。
<業務領域>
【薬務】
薬剤師法、医薬品医療機器等法の施行、麻薬・向精神薬・大麻・覚醒剤の取締り、毒物および劇物の取締り、献血運動の推進
※大規模製薬工場への立入や麻薬取締員(第二の麻薬Gメン)として拳銃訓練を含む捜査研修に参加する機会もあります。
【食品衛生】
食中毒対策、食品衛生法の施行、食の安全・安心行動計画の実施、調理師・製菓衛生師、食肉・食鳥検査、狂犬病予防、動物愛護の推進
【生活衛生】
営業六法(理容師法、美容師法、クリーニング業法、旅館業法、公衆浴場法、興行場法)、温泉法、墓地埋葬法、建築物衛生法、衛生害虫対策、合併浄化槽の普及促進
※天皇・皇后陛下行幸啓時には、ご滞在中の食品や宿泊衛生管理を担います。
【資格試験の実施】
登録販売者、毒物劇物取扱者、調理師、製菓衛生師、クリーニング師等
※試験実施のための関係機関との調整等実施計画の策定や当日の試験監督、合否判定等を行います。
これらの業務について、例えば不足している県内薬剤師の確保対策など、県民の保健衛生向上のために、やりたいこと、必要だと思うことを自ら予算をとって計画・実行できるのは本庁勤務の薬剤師ならではです。
「薬剤師」の可能性を、広く深く探究しよう!
いかがでしたか。上記以外にも感染症予防、環境保全、廃棄物対策など福井県庁薬剤師が担当している業務はまだまだたくさんあります。
また一人の県職員として、県主催のイベントやマラソン大会運営スタッフ、原子力防災訓練等への参加など、頻度こそ多くありませんが、普通の薬剤師では経験できない業務がたくさんあります。
頭も心も動かしながら仕事をするプロが福井県庁には揃っています。あなたも一生飽きない「薬剤師」の可能性を、広く深く探究してみませんか!
アンケート
より詳しくご感想をいただける場合は、kenfukubu@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。
お問い合わせ先
政策推進グループ
電話番号:0776-20-0325 | ファックス:0776-20-0637 | メール:kenfukubu@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)















【福井県庁】薬剤師パンフレット(PDF形式 9,208キロバイト)
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