福井空港ビル再整備構想検討委員会

最終更新日 2024年11月15日ページID 057539

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第3回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催しました(11月12日更新)

 10月22日に、福井空港ビルにおいて、第2回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催しました。
 
1 日時
 令和6年10月22日(火)13時00分~14時45分
 
2 場所
 福井空港ビル 2階 コミュニティホール(住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
 
3 出席者

 川本委員、三寺委員、加藤委員、嶋田委員代理、真木委員、後藤委員、寺川委員代理、山田委員、八杉委員代理、山本委員代理、池田委員、佐々木委員、平林委員、楠山オブザーバー

 

4 議事要旨

議事(1)第2回委員会の振り返り

事務局からの資料説明後、意見なし

 

議事(2)他空港の事例

事務局からの資料説明後、意見なし

 

議事(3)敷地内の施設レイアウトについて

事務局からの資料説明後、以下の意見、質疑あり

・レイアウトの検討にあたっては現状を前提とするのではなく、将来形も念頭に進めていく必要があり、現段階で詰めすぎないほうがよい。ビジネスジェット等の拠点空港では着陸料で50万~60万円ほど稼いでいるが他の空港の着陸料はもっと安い。しかし、とがった観光地や名産品などの目的がないと利用は見込めない。長期的な視点で再整備の計画を進めてほしい。

 

・空港ビルのレイアウト計画では「福井らしさ」も加味することが大切である。国内の空港民営化では、地元らしさが度々出てきて議論となる。地元のことは地元の人が意外と分かっていないこともあるから、よそ者の眼も必要かもしれない。そこで、ワークショップでの議論も踏まえた議論も必要。

 

・「収益性」についても考える必要あり。空港機能と直接無関係の施設も考えられ、全部を官公庁だけで再整備・運営できるとは限らない。民間事業者が関与するのであれば、収益性が重要になる。定期便がなくエアサイド側(滑走路やエプロンなど)は着陸料等の収入も多くは見込めない。官公庁が負担するだけでなく、収益性を考慮し民間事業者の参加を検討する必要がある。

 

・東京の新木場ヘリポートでは、官公庁もできるかぎり使う工夫をして運用をしている。大阪の舞洲ヘリポートでは、大阪市からの補助金は出なくなったが、5分間で約3万円の遊覧飛行を高頻度で実施し、施設を維持している。

 

・天草空港は定期便が1便のみで滑走路長は1000m、当時、天草市が債券を発行して機材を購入し、県が空港を運営している。医者を福岡から運んだり、地域の人が福岡を経由して東京に行ったり、基本的には地域の人向けのサービスである。地域重視という意味では福井空港と共通の観点がある。

 

・関西空港や伊丹空港の場合国内・国際の定期便が就航しており、小型機の利用があると運用が非効率になるため、小型機は八尾空港に集約している。岡山では、定期便は岡山空港、小型機は岡南飛行場という役割分担になっている。

 

議事(4)空港ビルの機能について

事務局からの資料説明後、以下の意見、質疑あり

・福井空港の特徴は街に非常に近いことであり、p19には周辺地域からのアクセスのわかりやすさや動線についての検討が必要とあり、対応策が道路からの視認性を上げるとなっているが、さらにワークショップではいろんなモードのアクセスをきちんと作って欲しいとリクエストがあった。「福井らしさ」という意見があったが、春江は空の玄関口であり、科学技術が詰まった施設が周辺には数多く存在する。これら各施設と空港との動線を上手く繋げることを意識してほしい。

 

・ワークショップでは、空港内の施設として防災はベースとしてありながら、最先端技術との連携や情報発信をしてほしいとリクエストがあった。

 

・大きな空港ビルに建て替えるということは難しいと考える。コンパクトなビルを建てる場合でも、パーティションを用いるなど可変的でフレキシブルな使い方をすれば機能の拡充することができる。

 

・小型機による観光やビジネスを中心とした利用を増やす一方で、長期的には地域の方の定期的な利用を増やすという案がよい。街中にある空港として利用者へ付加価値を提供し、定期的な利用客を見込むのであれば地域の方に提供する付加価値も必要かと思う。

 

・現在は資材の高騰もあり、予算面で事業を進めにくいと思われる。計画の中に必要な機能をコンパクトに盛り込めるかが課題となる。プライベートジェット専用室は使用頻度が低いと考えられるため、会議室等と兼用し利用率を高めることが必要である。

 

・将来にわたり、収益性等も踏まえ、誰がどのように運営していくのかという問題は議論が必要。

 

・航空機の運航費は非常に高い。街づくり面からのアプローチとしての利活用は議論されているが、緊急搬送等公益的なインフラを基盤に再整備の方策を練るのが良いと思う。医療搬送する病院が近くにあることや、付加価値が非常に高いものを運ぶ等して、空輸が安いと考えられるものに活用するのがよい。

 

・格納庫を増やすことは実現できないか。既存の格納庫は2機分しか確保されておらず燃料も2機分しか給油できない。旅客輸送用の小型ヘリが入る小型機格納庫をスポットの整備とともに整備すると良い。

<事務局>

格納庫の整備も課題と考えている。ターミナルの平面配置計画上格納庫を建てられる場所を確保できるのか検討を進めたい。格納庫の所有者についても検討が必要。

 

・福井空港は街中にあるのが特徴。地域に開かれた商業的な空港、利用しやすい空港を考えないと商業ベースに考える民間事業者の介入はない。

 

・敷地の面積は用地買収して広げようという計画はなく、建物の面積が限られてくるため階層数の検討も必要。取り入れる機能の優先順位を整理する必要がある。

 

・木材を利用する時代になってきている。全国には木造の中標津空港・熊本空港が木造や一部木造で建てている。森林面積が県土の75%程度あるということを活かして、木道建築するとなると面積をどの程度確保できるかを検討していくと解決策が出てくると思う。

 

・利用を促進するような機能は次の段階に行かないと検討が出来ない。整備構想を段階的に考えていかないといけない。

<事務局>

今のレイアウトは非効率なので今の敷地内でレイアウトをしっかり工夫するということが第一段階。その後公共性が高い会議室やロビーをどの程度求めていくか、ロビーのサイズがどの程度か、その中で空港管理者側での収益、テナントとしての民間の収益、建物の階層数などを段階的に考えたい。

 

・現在パイロット休憩スペースがあるが、老朽化しており使いづらい。

・花巻空港の旧空港ビル(2000m供用時の空港ビル)にて、東日本大震災のときにはヘリの集積基地として支援クルーは会議室を休憩スペースとしていた。

 

・福井空港でどのような運用・運航を行っているかが分からないと民間事業者は介入できない。東京で事業展開をしている福井県の企業の利用可能性(ジェット機の利用、ビルへの入居、貸テナント等)のヒアリングを実施して合わせたい。

 

・福井県の空港担当者として都道府県の航空関連の会議に積極的に参加して、全国の都道府県の空港、航空担当者と情報共有を行ってほしい。

 

5 配布資料
 
6 今後の予定
 第4回委員会は1月開催を予定しております。
 

第2回福井空港利活用に関するワークショップを開催しました(11月12日更新)

 10月17日に、福井空港ビルにおいて、地元住民の方や地元事業者の方が参加するワークショップを開催しました。
1 日時
 令和6年10月17日(木)19時00分~20時30分
2 場所
 福井空港ビル 2階 コミュニティホール(住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
3 参加者
 福井空港周辺にお住いの地元住民の方や地元事業者の方など22名
4 開催概要
第2回ワークショップの開催概要
5 配布資料
 
6 会場の様子
1017WS11017WS21017WS31017WS41017WS51017WS6
 

第3回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催します(10月10日更新)

 10月22日に福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催します。
 なお、委員会は非公開となっております。
 
1 日 時 令和6年10月22日(火)13時00分~15時00分
2 場 所 福井空港ビル 2階 コミュニティホール
      (住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
3 内 容 (1)開会
      (2)挨拶
      (3)議事
      (4)閉会
 
 

第2回福井空港ビル再整備構想検討委員会の開催を開催しました(10月1日更新)

 9月11日に、福井空港ビルにおいて、第2回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催しました。
 
1 日時
 令和6年9月11日(水)15時00分~16時30分
 
2 場所
 福井空港ビル 2階 コミュニティホール(住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
 
3 出席者

 川本委員、三寺委員、加藤委員、嶋田委員代理、真木委員、後藤委員、寺川委員代理、半澤委員、山田委員、八杉委員代理、山本委員代理、池田委員、佐々木委員、平林委員、楠山オブザーバー

 

4 議事要旨

議事(1)第1回委員会の振り返り

事務局からの資料説明後、意見なし


議事(2)ワークショップについて

事務局からの資料説明後、以下の質疑あり

・ワークショップではどういった意見があったのか情報としてお知らせできるとよい。

・ワークショップでの議論は、委員会の冒頭で振り返りを行う。毎回まとめたシートを作るので、その活用は県に委ねたい。参加者の皆さまには、地元に帰って周りの方にワークショップや空港のことを話してほしいとお願いした。

 <事務局>ワークショップに参加いただいている地域の方とも相談しながら、地元への情報展開の図り方を検討したい。


議事(3)敷地内の施設レイアウトについて

事務局より資料に基づき検討方針を説明し了解を得た。以下の意見、質疑あり

・「課題および検討方針(資料18p)」の全部を一度に整備するのは時間もかかるので、順次整備していくことも大事。また、全国の空港を見てきて新しいコンセプトなどを取り入れられるとよい。

・「空港ビルの機能(p22)」は、(1)ロビー・会議室および(3)テナントは、どれだけ多くの人が来るかが焦点。それに対し、(2)付加機能は「ハレ」の場。若い人たちに来ていただくことが大事。

・日本海側は鉄道よりもエアラインのほうが鉄道より競争力がある。

・福井空港は商業地が付近にあり、店舗がテナントとしてビルに入る方法だけでなく、周辺の店舗から持ち込んでもらう形などで来ていただくといった方法もある。

・旅客のことなどを考えると駐車場をあまり減らすのは不安。今ある植え込みを平地化するなど、知恵を絞ってなるべく駐車場を減らさない方向で検討願いたい。

 <事務局>資料にある数値は、現況で駐車場は146台あり、そのうち日常の利用は最大で60台という意味。60台まで減らすということではない。必要台数は確保する。

・エプロンは地上からみると広く見えるが、航空機から見ると意外に小さい。東日本大震災時の先行事例を参考に運用面を考えるとよい。

・現在の福井空港はビルの市街地側の部分が周辺のランドスケープからみて、来ていただきやすい環境となっておらず、ここはワークショップで検討したいと考えている。

・地元、周辺地域に関心を持ってもらえるように、引き続きワークショップで検討進めてほしい。


議事(4)空港ビルの機能について

事務局からの資料説明後、以下の質疑あり

・福井空港の特徴をいかに活かせるか、全国にないような機能を持たせるかが重要。
日本海側から教育旅行の受け入れや、恐竜博物館にむすびつけることができるのでは。ソフト面でのスペースも確保しつつ、航空事業者に可能性をリサーチすることも重要では。どのような機能、レイアウト、活用があるか、コスト面の限界も踏まえつつ、特徴を活かせるように知恵を絞ってほしい。50年に1度のことであり、県外の方の意見も聞きながら、可能性を広げて検討していただきたい。

・福井空港の特徴はグライダーのメッカであること。なかなか活動がクローズアップされていないが、地域の子供たちのあこがれとなってきた。空を愛する子供たちを福井空港が育ててきたのは事実であり、これからも次の世代を育てる役割を担ってほしい。

 <事務局>福井空港は、小型機やグライダー利用の多さが特徴。体験搭乗も行っている。防災教育については、防災航空隊、県警航空隊も入居しており、こういった機関とも協力してコンテンツの強化をはかっていきたい。ロビーの広さなどはそれも念頭に考えたい。「くうこうであそぼう」などの県民向けイベントにも取り組んでいく。


・今回整備した後は当分整備しないため、先を見据えてしっかり検討してほしい。パブリックスペースも今よりも広くする必要あるのでは。今の多目的ホールは柱もあって使い勝手が悪い。

・周辺からのアクセスも含めた動線の検討をするとよい。

・空港に来るときいつも入口を間違ってしまう。また、駐車場も関係者以外禁止の看板が見えて気軽に入りにくい。

 <事務局>ワークショップでの議論も踏まえながら、広さなど色々なことを検討していきたい。空間の仕立てをどうすれば使い勝手がよくなるか、どうすれば使っていただけるかという部分をしっかり考えていきたい。


・新幹線開業後、新幹線利用者が増えた一方、座りっぱなしがつらいという方もおり、飛行機の可能性はある。


・将来像のロードマップはあるだろうが、ゴールに合わせるとよくないこともある。今のスケジュールにこだわらず、先進地も見て、しっかり検討の時間をとることが重要では。


・新しいものをつくるとわくわくして、あれもほしいこれもほしいとなりがち。勝山市の恐竜博物館は卵型の建物であるが、建物一つでも特徴となりうる。一方で何でもかんでも入れるのが良いのかという観点もあり、身の丈に合った整備をすべき。

 

5 配布資料
 
6 今後の予定
 第3回委員会は10月開催を予定しております。
 

第2回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催します(9月9日更新)

 9月11日に福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催します。
 なお、委員会は非公開となっております。

1 日 時 令和6年9月11日(水)15時00分~16時30分
2 場 所 福井空港ビル 2階 コミュニティホール
      (住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
3 内 容 (1)開会
      (2)挨拶
      (3)議事
      (4)閉会
 

第1回福井空港利活用に関するワークショップを開催しました(9月9日更新)

 9月4日に、福井空港ビルにおいて、地元住民の方や地元事業者の方が参加するワークショップを開催しました。
 
1 日時
 令和6年9月4日(水)18時30分~20時30分
 
2 場所
 福井空港ビル 2階 コミュニティホール(住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
 
3 参加者
 福井空港周辺にお住いの地元住民の方や地元事業者の方など22名
 
4 内容
(1)空港ビルや周辺設備の視察
(2)福井空港の概要について県よりレクチャー
(3)空港のイメージについてグループごとにアイスブレイク
(4)空港の目指すべき方向性を考える
(5)福井空港に求められる新しい機能や活用事例を知る
(6)グループごとに論点を整理する
 
5 配布資料
 
6 会場の様子
○空港現場視察
空港現場視察1空港現場視察2
○ワークショップ
ワークショップ1ワークショップ2ワークショップ3ワークショップ4ワークショップ5
 
7 今後の予定
 第2回ワークショップは10月開催を予定しています。
 

第1回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催しました(7月19日更新)

 7月8日に、福井空港ビルにおいて、ビル所有会社、福井県、学識経験者らにより構成される第1回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催しました。

1 日時 

 令和6年7月8日(月)14時00分~15時30分 

2 場所 

 福井空港ビル 2階 コミュニティホール(住所:坂井市春江町江留中50-1-2) 

3 出席委員 

 川本委員、三寺委員、青山委員、真木委員、後藤委員、清水委員、寺川委員代理、半澤委員、山田委員、八杉委員代理、佐々木委員、池田委員、平林委員、楠山オブザーバー 

4 内容

(1)現状と課題について(資料2)
 事務局からの資料説明後、以下の意見交換がされました。

(2)意見交換
 【観光・ビジネス面での利用について】
 ・道路や新幹線の整備が進んでいく中、空からの利用についても議論していくとよい。
 ・既に小型ジェットが来ており可能性がある分野である。
 ・空港周辺は商業の中心であり、地域的な魅力がある。非日常的な空間として集客できると面白いのではないか。
 ・機体の駐機スポットと空港ビルが近く、駅からのアクセスも良いので福井空港はとても使いやすいが、運用時間が短いと感じることもある。
 ・全国的に事例の少ない空の駅を作り、観光地として売り出して認知度を上げてはどうか。
 ・空港から目的地への移動について検討すべきではないか。

 【防災面での利用について】
 ・空港は点の施設であり、道路などの線の施設よりも大規模災害時にも比較的早く復旧し、災害後の拠点となりうる重要な施設である。

 【機能強化について】
 ・小型機はヘリコプターが離陸する際の風から影響受けるため、ヘリコプターの両サイドには駐機できない。現状の駐機スポットが拡張できれば、小型機にとって利便性が上がる。
 ・格納庫が足りていない。多くの機体が格納庫のある駐機地を求めている。
 ・建物の素材を見直してはどうか。木材にすればコストを抑えられたり、先進的な取り組みとなったりしないか。

 【その他の利用について】
 ・地元の方にとってもメリットがある施設としてどうにかできないか。今は入ってはいけなさそうな施設であり、入りやすい外観の整備ができないか。
 ・地元に対して説明をしたり意見を聞いたりするのは大事だと思う。
 ・子ども向けに防災教育や空港の職業教育を行うことで、空港の役割を知らせることができる。
 ・空港の名称変更や愛称の設定をしてはどうか。 

5 配布資料

01_次第(PDF形式 180キロバイト)
02_出席者名簿(PDF形式 165キロバイト)
03_配席図(PDF形式 108キロバイト)
(資料1)設置要綱(PDF形式 797キロバイト)
(資料2)委員会資料(PDF形式 1,725キロバイト)
(資料3参考キックオフ講演会の記録PDF形式 307キロバイト) 

6 今後の予定

 第2回委員会は9月開催を予定しています。
 

第1回福井空港ビル再整備構想検討委員会を開催します(7月5日更新)

 7月8日に福井空港ビル再整備構想検討委員会を立ち上げます。
 なお、委員会は非公開となっております。
 
1 日 時 令和6年7月8日(月)14時00分~15時30分
2 場 所 福井空港ビル 2階 コミュニティホール
      (住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
3 内 容 (1)開会
      (2)挨拶
      (3)委員会の設置について
      (4)議事
      (5)閉会
 

福井空港ビル再整備キックオフ講演会を開催しました(7月5日更新)

 令和6年6月23日に、福井空港ビル(住所:坂井市春江町)において、航空行政に詳しい加藤一誠教授(慶應義塾大学)をお招きし、「様々な空港の好事例から学ぶ福井空港」について講演会を開催しました。老朽化した福井空港ビルの建て替えを検討するためのキックオフと位置付けて実施し、地元の方々や空港利用者など75名が参加しました。

 加藤教授は講演会で

  ・地元の方々に空港をわがことと思ってもらうことが大事であり、福井空港の活用には住民の利用や交流拠点の視点が重要
  ・1月の能登半島地震で福井空港が石川県の被災地への支援拠点と機能したことで、福井空港の防災拠点としての効果が改めて認識された。
  ・空港ビルなどの再整備に関し、防災機能を強化するのであれば、ビルの位置などを考える必要がある。
  ・線のインフラである道路は大規模災害時に遮断され、復旧にも時間を要する一方で、点のインフラである空港は復旧も相対的に早く遮断されることがないため、非常災害時には地震等の広域被害の支援拠点となりうる。

 と、空港の社会インフラとしての重要性と福井空港の可能性を指摘されるとともに国内外の空港などの事例を紹介いただきました。

 今回の講演会で非常災害時における福井空港の必要性が再確認でき、福井空港に必要な機能について考えるキックオフにふさわしい催しとなりました。

 

〇講演会 加藤一誠教授(慶応義塾大学)による講演「さまざまな空港の好事例から学ぶ福井空港」

加藤先生講演会サブ会場

 

 プロローグ企画として実施しました空港見学会やくうこうであそぼうの企画には約30名が参加し、子どもさんや普段空港を利用しない方にも58年使われた空港を見て、使っていただく機会となりました。

 

〇プロローグ企画 空港見学会
見学会
 
〇同時開催 くうこうであそぼう「パタパタ紙ひこうき作り」

くうこうであそぼう

 

福井空港ビル再整備キックオフ講演会を開催します(6月6日更新)

 県では、福井空港を新たな時代のニーズに適合する航空拠点として活用することを目標に、令和4年2月に部局横断の「福井空港機能強化等タスクフォース」を設置し、「福井空港の将来像と今後の取り組み方針について」(以下、「福井空港の将来像」という。)を策定しました。
 令和5,6年度は、福井空港の将来像の中で「挑戦期」と位置付けており、「福井空港ビル再整備構想検討委員会」(以下、「委員会」という。)を立ち上げ、委員会の中で、現状を踏まえた具体的な新空港ビルの構想(案)をまとめていくこととしています。
 このたび、委員会立ち上げにあたり、別添のとおり県民公開講演会を開催しますので、お知らせします。

 

 チラシ表チラシ裏

 

日時
 ○令和6年6月23日(日)13時30分~15時00分
  (開場:13時00分)
 
場所/定員
 ○福井空港ビル(住所:坂井市春江町江留中50-1-2)
 
 ○本会場:2階コミュニティホール/50名【先着順】
 
 ○サテライト会場:1階ロビー/50名【先着順】
  ※サテライト会場は常時開放!入退室自由!
 
内容
 ○プロローグ企画  13時30分~13時50分 
  「空港見学会~屋上から空港をみてみよう~」※屋上を特別開放します!
  ※雨天の場合は屋上開放は中止し、2階展望台より見学に変更となります。 
 
 ○講演会  14時00分~15時00分 
  「さまざまな空港の好事例から学ぶ福井空港」
   講師:加藤 一誠(慶応義塾大学商学部 教授)

 

 ◆同時開催◆ 13時00分~15時00分

  「パタパタ紙ひこうき作り」 くうこうであそうぼう vol.2

 

申し込み方法
 下記フォームより必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
 
 ○フォームURL:https://forms.office.com/r/hCYKPDsmL1
  ※円滑な運営のため事前申し込みを推奨しています。当日参加も大歓迎です!

 

お問い合わせ先
 福井県土木部港湾空港課空港利活用室
 電 話:0776-20-0488
 メール:kowan@pref.fukui.lg.jp
 
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 チラシ表チラシ裏

 

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港湾空港課

電話番号:0776-20-0488 ファックス:0776-20-0660メール:kowan@pref.fukui.lg.jp

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