山地災害と山地災害危険地区について

最終更新日 2018年2月19日ページID 002374

印刷

山地災害(山崩れ・地すべり・土石流)が起こりやすいところの特徴について説明します。

 山地災害が起きるところとは?

 

山崩れが起こりやすい斜面 

  • 山の斜面に亀裂やわき水がある
  • 岩石がもろく崩れやすい地質である
  • 過去に山崩れがあった
  • 山崩れがあった場所に隣り合っている
  • 急斜面で、軟弱な地盤がある
  • 水の集まりやすい斜面地形である
  • ときどき落石がある 
     

地すべりが起こりやすい山の斜面

  • 過去に地すべりがあったところで、今も少しずつ動いている
  • わき水や地下水が豊富である
  • 断層があるところやもろく崩れやすい岩石がある
  • 火山作用あるいは温泉の作用で粘土化した土がある 


土石流が起こりやすい渓流 

  • 渓流の勾配が急である
  • 渓流に大きな石がごろごろしている
  • たくさんの土砂が推積している
  • 上流が山崩れなどで荒れている
  • 過去に土石流があった  


    イラスト 


福井県における山地災害のおそれのある地区について

 福井県や各都道府県、各森林管理局においては、全国における山地災害発生状況から、地形や地質、植生状況等の
条件による統計的な評価を行い、崩壊や土砂流出等の危険が高いと考えられる山地のうち、人家、道路など保全対象
への影響が大きい地区を「山地災害危険地区」として設定しています。

 山地災害危険地区は、荒廃の形態により下記のものがあります。
 〇山腹崩壊危険地区・・・・・山腹崩壊や落石による災害のおそれがある地区
 〇地すべり危険地区・・・・・地すべりによる災害のおそれがある地区
 〇崩壊土砂流出危険地区・・・山腹崩壊または地すべりによって発生した崩壊土砂が流出するおそれがある地区
 〇なだれ危険箇所・・・・・・なだれによる災害のおそれがある箇所

 福井県の山地災害危険地区は、こちら(土砂災害警戒区域等管理システム )で確認できます。身近に危険地区がないか確認するなど、
普段からの災害への備えや、避難行動等の参考にしてください。
  ※すべての土砂災害やなだれの危険区域を示すものではありません。これらの地区以外でも土砂災害やなだれが発生する可能性があります。
  ※これらの地区は、林野庁の定めた調査要領に基づく調査により「山地災害危険地区」に該当する場所の、おおよその
   位置を示したものであり、実際に土砂災害やなだれが発生する箇所を正確に特定しているものではなく、また土砂災害や
   なだれの危険が及ぶ範囲を明示しているものではありません。
 

「治山事業について」へ戻る

アンケート
ウェブサイトの品質向上のため、このページのご感想をお聞かせください。

より詳しくご感想をいただける場合は、mori@pref.fukui.lg.jpまでメールでお送りください。

お問い合わせ先

森づくり課

電話番号:0776-20-0442 ファックス:0776-20-0655メール:mori@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)