第60回全国植樹祭
第60回全国植樹祭【平成21年6月7日開催】
全国植樹祭とは
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるため、毎年春期に天皇皇后両陛下ご臨席のもと、(公社)国土緑化推進機構と開催県の共催により行う国土緑化運動の中心的行事で、昭和25年に山梨県で第1回が開催され、これ以降毎年行われています。
福井県においては、昭和37年に坂井郡丸岡町(現坂井市)で第13回大会が開催されて以来、47年ぶり2回目の開催となりました。
第60回全国植樹祭 お手植え |
第13回全国植樹祭
昭和37年4月21日、坂井郡丸岡町女形谷(現坂井市)に天皇皇后両陛下をお迎えして開催されました。当時、本県では人工植林が求められていた背景から、「湿雪地帯の拡大造林と森林生産力の増大」をテーマに開催され、会場周辺一帯にスギ、アカマツの造林が行われました。
天皇皇后両陛下は、アカマツをお手植えになるとともに、足羽郡足羽町脇三ヶ(現福井市)の福井県立林業試験場(現福井県総合グリーンセンター(以下「グリーンセンター」という。)に統合)において、スギとアカマツの種子をお手播きされました。以後、本県においては継続的に拡大造林が推進され、森林資源が充実してきました。
第4回全国育樹祭
昭和55年10月11日、坂井市丸岡町楽間(現坂井市)のグリーンセンターに、皇太子同妃両殿下をお迎えし、「緑できずこう豊かな未来」をテーマに開催されました。両殿下は、林業の研究を行っているグループの人達と緑の少年団の子ども達とによるグリーンセンター内の樹木の雪つり、雪起しおよび施肥の技術をご覧になられました。
第60回全国植樹祭
平成21年6月7日、天皇皇后両陛下をお迎えして「未来へつなごう 元気な森 元気なふるさと」を開催テーマに開催され、式典会場の福井市一乗谷朝倉氏遺跡には、約6,300人、地域会場の坂井市、大野市、越前町、若狭町には約17,000人の方が参加しました。60回の節目となった今大会では、小中高生をはじめ、多くの県民による手づくりで心温まる式典を開催するとともに、地域会場では自然に親しむ様々な催しが行われました。
大会会場
第60回全国植樹祭 開催会場
会場一覧
式典会場 |
一乗谷朝倉氏遺跡(福井市城戸ノ内町) |
植樹会場 |
福井市脇三ヶ町および朝谷町 |
地域会場 |
坂井会場:たけくらべ広場(坂井市) |
○式典会場「一乗谷朝倉氏遺跡」について
「朝倉館」前の広場
・福井市の南東約10㎞、一乗谷にある朝倉氏遺跡は、戦国時代に朝倉氏が5代、約100年にわたって越前の国を支配した城下町跡です。
・昭和42年から発掘調査が進められ、昭和46年に一乗谷城を含めた278haが国の特別史跡に、平成3年には遺跡内の4庭園が特別名勝に指定されています。
・平成19年には、出土した輸入陶磁器や生活用具など約2,300点が国の重要文化財にしてされ、特別史跡、特別名勝と合わせて3重の指定となりました。
○植樹会場「福井市脇三ヶ町および朝谷町」について
・2つの会場は、式典会場の近隣にあり、維持管理を適切に行うことができる公有地です。
・脇三ヶ町会場は、主に子ども達が森の中で学習や体験活動ができる「体験の森」として整備します。
・朝谷町会場は、県民が散策や森に親しむ活動ができる「交流の森」として整備します。
・両会場とも永続的な県民運動の場として活用していきます。
脇三ヶ町会場(県有地)
当日の植樹の様子 |
下刈り体験会(H21.9.20) |
朝谷町会場(市有地)
当日の植樹の様子 |
当日の植樹の様子 |
○地域会場について(当日の状況)
坂井会場:たけくらべ広場(坂井市)
記念式典 | プランターカバーづくり |
奥越会場:亀山周辺エリア【越前おおの結ステーション(大野市)】
開成保育園による太鼓演奏 |
亀山でのフットパス体験 |
緑の少年団による記念植樹 | 園内での植物観察ツアー |
若狭会場:縄文ロマンパーク(若狭町)
敦賀高校吹奏楽部アトラクション | 県産材のパズル挑戦 |
アンケート
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お問い合わせ先
森づくり課
電話番号:0776-20-0442 | ファックス:0776-20-0655 | メール:mori@pref.fukui.lg.jp
福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
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