二州健康福祉センター生活衛生課>ノロウイルスによる感染性胃腸炎が多発しています。手洗いを徹底して、感染症・食中毒を予防しましょう。

最終更新日 2012年10月11日ページID 022100

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 ノロウイルス等による感染症・食中毒の予防対策等について

 1 感染性胃腸炎が多発しています

 感染性胃腸炎の患者数が平成24年第44週以降急増しています。二州健康福祉センター管内は県内の中でも患者数が非常に多くなっており、特に注意が必要です。冬場に流行する感染性胃腸炎は、ほとんどがノロウイルスによるものです。(ノロウイルスについてはこちらもご覧ください。)

感染性胃腸炎(二州HWC)福井県感染症情報HPより

2 ノロウイルス等による感染症・食中毒を予防しましょう

1 最も重要な予防方法は手洗い(手洗いの方法はこちらをごらんください。)
 帰宅時、食事前、トイレの後には、必ず流水・石けんによる手洗いを行うようにしてください。調理をする方は、調理の前後も十分な手洗いをしてください。 

2 調理の際の注意点
 ・カキなどの二枚貝を調理する際は、他の食品や調理器具が汚染されないよう注意しましょう。
 ・下痢などの症状がある人は、食品を扱わないでください。ノロウイルスによる胃腸炎の場合、症状がなくなっても1週間程度(長い場合は1か月に渡って)便中にウイルスが排出されるといわれていますので、症状がなくなってからも注意してください。
 ・加熱はもっとも効果的な殺菌方法です。ノロウイルスは85℃、1分以上の加熱が必要です。二枚貝などは、中心部まで十分加熱しましょう。

3 おう吐物・下痢便の処理の注意点(注意点についてはこちらもご覧ください。)
 ・ノロウイルス感染症の場合、そのおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に含まれています。そしてわずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、容易に感染してしまいます。
 ・おう吐物や下痢便の処理をする前に、まず処理にあたる人以外の方を遠ざけ、換気をしてください。
 ・マスク・手袋(しみこまない材質のビニールやゴム製の手袋)をしっかりと着用し、ペーパータオル等で吐物・下痢便をしっかりとふき取ってください。汚染された場所は、次亜塩素酸系消毒剤(濃度は0.1%以上、家庭用漂白剤の場合は約50倍程度に薄めて)で消毒してください。
 ・ふき取った後のペーパータオル等は、ビニール袋等にいれ(できれば次亜塩素酸系消毒剤をしみこませ)、しっかりと封をして廃棄してください。
 ・ドアノブなど直接手で触れる機会がある場所は次亜塩素酸系消毒剤(濃度は0.02%以上、家庭用漂白剤の場合は約200倍程度に薄めて)を使用して消毒してください。

4 感染源とならないために
 症状を持ったまま学校、保育所等に登校(登園)させることによって、その子どもが感染源となって周囲の子ども達に感染が広がっていき、それがまた各家庭に広がり、地域内で広かっていく事になることをご理解ください。

 3 食中毒予防注意報を発令しました

 冬場であってもノロウイルスなどにより、食中毒は発生します。 ノロウイルスによる感染性胃腸炎が多発している時期は、食中毒の危険性も高くなるため食中毒予防注意報を発令しました。
 ノロウイルスは手指や食品などを介して感染し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
 ノロウイルス食中毒の発生を防止するために、食品関係事業者の方はもちろんですが、一般家庭においても食中毒予防を心がけてください。
 (食中毒予防についてはこちらもご覧ください。)

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