福井県ドローンでの情報収集支援

最終更新日 2024年10月17日ページID 058731

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★令和6年9月能登半島大雨により被災した珠洲市において、「福井県ドローンチーム」がドローンを活用した情報収集支援を行いました!

 

福井県ドローンチームによる調査概要

 令和6年9月21日に発生した能登半島における大雨では、同年1月に発生した能登半島地震による被災地等で再度の災害が発生しました。この災害では土砂流出や崩壊が各地で発生しており、孤立集落への支援や今後の復旧計画の検討にあたり、早期の被災状況把握が必要でした。

 そのような中、福井県からは発災直後から技術職で構成するリエゾン【福井県ドローンチーム】を珠洲市へ派遣し、道路・河川・住宅地・圃場等の被災状況をドローンにより撮影し早期に被災状況把握を行い珠洲市、石川県、MAFF-SAT等への情報提供等の支援を実施しました。

  9月23日~10月17日の期間で11名を派遣し、珠洲市内72箇所(総飛行距離101km)の撮影を実施しました。

 また、宅地等に堆積した土砂を撤去する事業「堆積土砂排除事業」の採択に向けた技術的支援として、ドローンを活用した初期調査の提案、県内の採択事例の紹介、それらのノウハウをまとめた初動対応マニュアルを作成し提供しました。
 今後もドローンによる被災状況の早期把握と情報共有により災害対応を効率的に進めていきます。

          【職員による飛行状況・珠洲市への調査報告状況 】

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調査結果

            【ドローン調査箇所(72箇所)R6.9.23~10.17】

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     ↓撮影動画はこちら

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 被災状況把握にあたっては、令和5年度に実施した「ふくいの空から県民を守るドローン防災事業」で導入済みのデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」を活用し、遠隔地となる福井県庁でAI処理を行うことで、現場の負担を軽減しました。作成した約30ヵ所の簡易3次元データはクラウド上のデジタルマップにあるため、県や珠洲市職員がいつでもどこでも被災の状況を確認することが可能です。

     ↓処理後動画はこちら

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                         【  3次元化した珠洲市内の被災箇所 】

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                   【3次元化の流れ】

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