ＡＰＥＣジュニアフォーラム『国際交流講座』（上志比中学校）

最終更新日 2010年1月22日 ｜ ページID 010678

　「ＡＰＥＣジュニアフォーラム」参加校である、永平寺町立上志比中学校（担当国・地域：インドネシア、チリ）において、福井在住のインドネシア人留学生アドリアンさんを講師に国際交流講座が行われました。
　アドリアンさんは、ご自身が作成したスライドを用いて、インドネシアの概要（インドネシア語、伝統楽器、珍しい生き物など）について紹介されました。また、インドネシアのエネルギー事情として、多くの島があり海岸線が長いため、風力発電には大きな可能性があることなどについて説明されました。
　上志比中学校の生徒の皆さんからは、インドネシアにおける家庭レベルでの省エネの取組みや日本人のエネルギーの使い方をどう思うかなどについて質問がありました。

○　日　時
　　　平成２２年２月１７日（水）６限目（１４：５０～１５：４０）　

○　講座参加者
　　　永平寺町立上志比中学校　１・２年生（７５人）

○　講　師
　　　インドネシア　
　　　Adrian Rabuna　アドリアン ラブナ さん
　　　＜福井大学工学研究科博士前期課程１年＞　　　　
　　　　　
○　講座内容
　　「インドネシアの概要およびエネルギー事情について」
　　　・自己紹介（アドリアンさんの福井大学での研究テーマなど）
　　　・インドネシアの概要
　　　　　地理、国民、歴史文化、自然など
　　　・インドネシアのエネルギー事情および省エネルギー対策
　　　　　インドネシアにおけるエネルギーの構成（石油、天然ガス、石炭など）
　　　　　および再生可能（自然）エネルギーの取組みなどの紹介
　　　　　　※インドネシアでは日本の制度を参考にして、「省エネラベリング制度」を
　　　　　　　 実施（省エネ基準を満たす家電製品に省エネラベルを貼付し、ラベルが
                ない製品は販売禁止）
　　　・質疑応答
　　　　　　　　
○　上志比中学校での事前学習計画
　　　・第１回：「ＡＰＥＣ：ＡＰＥＣエネルギー大臣会合と福井県の
　　　　　　　　　 エネルギー・環境の取組み」（１月下旬）
　　　・第２回：講演会「世界と日本のエネルギー・環境問題の現状」（１月下旬）
　　　・第３回：講演会「地球温暖化への対策と私たちにできること」（２月上旬）
　　　・第４回：「ＡＰＥＣ参加国　インドネシア・チリを知る」（２月中旬）
　　　・第５回：「国際交流講座（インドネシア）」
　　　・第６回～：「学習のまとめ、発表資料作成」（２月下旬～３月上旬）