北陸新幹線(金沢~敦賀間)福井県内のレール敷設が始まりました。
令和2年4月7日、福井県内で初となるレールの敷設工事が、福井市寺前町の福井高柳高架橋上で始まりました。
「送り込み装置」と呼ばれる大型車両の先端から、長さ25mのレール8本を溶接してつないだ1本のレール(200m、12トン)を金沢方面に向けてゆっくりと送り出しました。
↑レールが徐々に送り出されていく様子
この日敷設したのは工事用の仮設レール(仮軌道)で、初日は400m敷設しました。今後は仮軌道を1日600mのペースで延伸していきます。
その後、仮軌道を利用して軌道スラブ(レールの高さを調節するためのコンクリート板)を運搬・敷設し、その上に再びレールを敷設していきます。
↑軌道スラブ敷設前
↑軌道スラブ敷設後
軌道スラブ上にレールを再敷設した後は、車両が走行する際に発生する騒音や振動を抑えるため、さらにレールを溶接し1本の長いレールにします。最長で1本当たり約30kmもの長さになります。
北陸新幹線(金沢~敦賀間)全体(工事延長約115km)で、上下線合わせて25mのレールを約2万本敷設します。
軌道工事は、令和4年春頃に概ね完了予定です。
軌道構造について(鉄道・運輸機構HP)
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