中部北陸自然歩道(全体ルート)
中部北陸自然歩道のルート図
福井県以外の中部北陸自然歩道の概要
群馬県 全体コース数:6コース、総延長:48.8km
県の中央部から南東方向に広がる平野部には、埼玉県秩父方面から栃木県足利方面に至る首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)が既に整備されています。一方北部から西部にかけては、谷川岳や浅間山などすぐれた景観を有する山岳域が連なり、これらの山岳景観や温泉などの資源を生かす形で、首都圏自然歩道から三国峠を越えて新潟県へ続くルートと、同じく碓氷峠を越えて長野県へと続くルートの2ルートを整備しています。いわば旧街道の峠を生かした「みち」です。
新潟県 全体コース数:45コース、総延長:1039.5km
東北自然歩道から続く長大な日本海に沿ったルートと、広大な越後平野の田園風景および角田・弥彦の連山を望む丘陵地帯から三国峠を越えて群馬県へ抜けるルートを魅力の軸として、これに妙高高原ルート、阿賀野川沿いルート、佐渡ヶ島ルートを加え、新潟らしさあふれる見どころを巡る「みち」です。
富山県 全体コース数:33コース、総延長:558.7km
富山湾を遠巻きに囲むように立山連峰、飛騨高地が連なっており、新潟から続く日本海に沿ったルートは、これらの裾野を巡りながら、県立自然公園などの豊かな自然環境・景観、そして点在する人文歴史資源を楽しむ。この路線はさらに倶利伽羅峠から金沢方面へ、能登半島へ、また合掌の里の五箇山方面から飛騨地方へと続いていく、自然と暮らしを訪ねる「みち」である。
石川県 全体コース数:51コース、総延長:725.0km
北部は、変化に富んだ海岸美を有し国定公園になっている能登半島を巡る路線とし、すぐれた自然景観の眺望に加えて数々の歴史的・文化的なポイントを訪ね歩く。一方中南部は、倶利伽羅峠から金沢を経て加賀海岸へと続く日本海ルートに、手取り川沿いのルートを加え、沿線に点在する湖沼など多様な自然スポット、歴史スポットを組み込んでいます。いわば日本海を満喫する「みち」です。
長野県 全体コース数:40コース、総延長:753.2km
北アルプスや八ヶ岳連峰など「日本の屋根」と呼ばれる雄大な山岳景観をはじめとする豊かな自然、そして中山道や北国街道、千国街道など多彩な歴史の足跡など、多くの魅力資源を、峠越えを組み込みながら生かした路線としています。ルートとしては碓氷峠方面から松本を経て野麦峠へと続くルートと、直江津方面から長野・松本を経て木曽谷(中山道)へと続くルートを機軸として、これに千国街道から妙高高原を結ぶルート、千曲川に沿ったルートを加え、中部北陸全体の結合部としての役割を果たす。いわば東西南北を結ぶ「みち」です。
岐阜県 全コース数:28コース、総延長:373.4km
関東方面と能登・越前地方を結ぶ機軸路線の一つが、飛騨地方の魅力を堪能しつつ、野麦峠方面から高山を経て白山・五箇山方面へと続く。一方近畿・名古屋方面から越後地方へ続くクロスルートのもう一つの機軸は、東海自然歩道の恵那から中山道沿いに松本方面に続く。これに高山と美濃加茂方面の東海自然歩道を飛騨川沿いに沿って結ぶルート、関ヶ原方面で滋賀県とつながるルートが加わり、峠、川、山岳、街道、歴史文化と変化に富んだ「みち」が展開されます。
滋賀県 全体コース数:16コース、総延長:225.2km
県土の約1/6を占め、国定公園に指定されている琵琶湖の魅力を最大限に生かした路線です。福井県敦賀とつながる湖の北部で湖西と湖東に分岐し、湖西は比良・比叡山地の裾野を経て大津そして東海自然歩道と連絡する。一方湖東は伊吹山地の麓や長浜を経て関ヶ原へと続く。いずれのコースも湖の周辺のすぐれた自然および田園景観、豊富な歴史文化資源をふんだんに活用した「みち」です。
通過する自然公園
国立公園 上信越高原国立公園
国定公園 佐渡弥彦米山国定公園
能登半島国定公園
越前加賀海岸国定公園
若狭湾国定公園
八ヶ岳中信高原国定公園
飛騨木曽川国定公園
琵琶湖国定公園
府県立自然公園 新潟県 9公園
富山県 3公園
石川県 4公園
長野県 3公園
岐阜県 2公園
滋賀県 1公園
福井県内の中部北陸自然歩道の概要
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