越前カンタケの育て方について
- このページでは、越前カンタケの栽培方法についてご紹介します。
- 基本的な育て方
1.栽培の流れ月 10 11 12 1・2 3 4 スケジュール ←
伏せ込み
→
←
収穫・管理
(20~30日周期で発生・収穫)
→
収穫終了
また、収穫が終了した菌床を購入時の袋に入れて保管すると、来年も収穫できる場合があります。
その場合、直射日光の当たらない涼しい場所で保管し、次回伏せ込む前に一晩水につけてから伏せ込んでください。
2.必要な道具(菌床2玉分)
・鹿沼土 1/2袋(1袋17Lの場合)
・18cm×65cmの容器(排水できて、土が流出しないようなもの。例えば、植物栽培用のプランターなど。)
3.伏せ込み手順(プランターを使用し、菌床2玉を伏せ込む場合)
1)まず、プランターの底に鹿沼土を1cm程度入れます。
これは、菌床の全面を土で覆うことで、
菌床が乾燥しないようにするために行います。
2)次に、菌床を袋から取り出し、菌床どうしを中央にくっつけてプランターの中へ入れます(下記写真参照)。
これも、菌床が乾燥するのを防ぐと同時に、側面を覆うことで、質の高いカンタケを上面に発生させるために行います。
3)最後にプランターのすきまに鹿沼土を入れます。このとき、横から見て菌床が土から高さ1cmほど見えるようにしてください。
下の写真は伏せ込みが完了した写真です。
4.栽培する際のポイント
1.日光
直射日光の当たらないところに設置してください。
2.水
菌床がいつも湿った状態でいるように水やりしてください。
(※きのこが出始めたら、菌床部分に水をかけず、土の部分だけにかけてください。)
3.空気
風通しの良いところに設置してください。
5.収穫のポイント
お好みの大きさで収穫していただいて結構ですが、株ごと(ひとかたまりごと)で収穫してください。
(かたまりの中に小さいキノコが含まれていても、それ以上大きくならないので、一緒に収穫してください。)
- こんな場合どうすればいいの?
Q1.カンタケの足が長くなりません。
A1.設置場所が明るすぎる可能性があります。寒冷紗等で明るさを調節してください。
Q2.ひょろひょろとしたきのこになります。
A2.水のやりすぎか、もしくは酸素不足が考えられます。
水分を控え、風通しのいい場所に移動させましょう。
- ご不明な点があれば、丹南農林総合事務所 林業部 林業・木材活用課(TEL:0778-23-4961)へお気軽にご連絡ください。
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