旅館・入浴施設において熱気室（サウナ）を設置している皆様へ（注意喚起）

旅館・入浴施設において熱気室（サウナ）を設置している皆様へ

　県外において、熱気室（サウナ）を利用された方の死亡事故が発生しました。

　事業者の皆様においては、次のことを確認して事故の発生を防ぎましょう。

 

◎ 非常用ブザー等の通報装置の動作確認

通報装置が正常に作動しているか、定期的に点検してください。

（１）押しボタン・ひもスイッチ・センサーが確実に反応すること

（２）作動時にスタッフへ即時に通知（ブザー音、ランプ点灯、館内放送等）が届くこと

（３）機器の電源・配線・電池残量に不具合がないこと

（４）利用者が容易に認識できる位置に設置され、表示が明確であること

（５）定期点検の記録（日時・点検者・結果）を残していること

 

◎ サウナ室ドアの容易な開閉の徹底

ドアがスムーズに開閉できる状態を常に維持し、利用者が閉じ込められることがないよう管理してください。

　 （１）ドアノブ・取手・ヒンジの動作確認（引っかかりや過度な重さがないこと）

　 （２）内側から容易に開けられる構造になっていること（非常解錠機構）

　 （３）ドアの歪みや膨張、パッキン劣化による貼り付きがないこと

　 （４）閉鎖装置（ドアクローザー等）の設定が適切で、極端な勢いで閉まらないこと

　 （５）扉周辺の床面に滑り・段差・障害物がないこと

　 （６）定期点検の記録を保管すること

 

※異常や不具合を認めた場合は直ちに使用を中止し、改善措置を講じてください。