ふくいの足跡マップ①矢来公園

最終更新日 2008年6月3日ページID 005854

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矢来公園(若狭小浜藩邸跡)/新宿区矢来町38/東京メトロ東西線・神楽坂駅
江戸の小浜藩邸は、1628年(寛永5)に藩主酒井忠勝が三代将軍家光からこの地を拝領して下屋敷としたのが始まり。江戸城の火災の際には家光がこの地に避難し、柵矢来を巡らせて警備にあたったことにちなんで「矢来町」と名付けたれた。当時の小浜藩邸には小堀遠州作といわれる庭園があり、江戸名園の一つとされた。また、「解体新書」を訳した蘭学者、杉田玄白は、1733年(享保18)、この屋敷内で生まれたとされる。

現在は住宅地となり当時の面影はないが、平成16年12月、「小浜藩邸跡」、「杉田玄白生誕の地」の記念碑が設置された。

【杉田玄白(1733-1817)】 小浜藩の医者の子として江戸で生まれる。18才で幕府の医者に師事し漢学、西洋医学を学ぶ。小浜藩医をしているときに「ターヘル・アナトミア(オランダ語の医学書)」と出会う。1771年(明和8年)の骨ヶ原(小塚原)の腑分けをきっかけに、前野良沢らと約3年半の月日をかけ、1774年(安永3)、同書の翻訳本「解体新書」を発行。

矢来公園

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