原指数
	令和２年	令和３年	前年比
生産指数	94.6	98.7	4.3%
出荷指数	94.9	98.4	3.7%
在庫指数	97.7	109.1	11.7%

 

 

生産の動向

　令和３年の福井県鉱工業生産指数（平成２７年＝１００）は、総合で９８．７（前年比４．３%増） となり、３年ぶりに上昇した。

　四半期別にみると、１～３月期が９６.３（前期比１.１％減）、４～６月期が１００.２（前期比４．０％増）、７～９月期が１００.３（前期比０．１％増）、１０～１２月期が９８.１（前期比２．２％減）となった。
　業種別にみると、１３業種（電子部品・デバイス工業 、輸送機械工業、その他の工業など） で上昇し、７業種（衣類、窯業・土石製品工業、化学工業 など ）で低下した。（※上昇・低下の業種数は、繊維工業の合計および秘匿の業種を除いている。以下同じ。）
　また、特殊分類別（財別）にみると、最終需要財は７７．８（ 前年比１４．０％減）、生産財は１０９．７ （前年比１３．４％増）となった。

 

出荷の動向

　出荷指数は総合で９８．４（前年比３．７％増） となり、４年ぶりに上昇した。

　四半期別にみると、１～３月期が９８.２（前期比０．７％増）、４～６月期が１００.３（前期比２．１％増）、７～９月期が９９.９（前期比０．４％減）、１０～１２月期が９５.４（前期比４．５％減）となった。
　業種別にみると、１２業種（輸送機械工業、電子部品・デバイス工業 、非鉄金属工業など）で上昇し 、８業種（化学工業、窯業・土石製品工業、衣類など）で低下した。
　また、特殊分類別（財別）にみると、最終需要財は８４．６ （前年比７.６％減）、生産財は１０５．０ 前年比（前年比８．９％増）となった。

 

在庫の動向

　在庫指数は総合で１０９.１（前年比１１．７％増）となり、３年ぶりに上昇した。

　四半期別にみると、１～３月期が９８.１（前期比３．７％減）、４～６月期が１０１.８（前期比３．８％増）、７～９月期が１０４.７（前期比２．８%増）、１０～１２月期が１１１.８（前期比６．８％増）となった。
　業種別にみると、６業種（電子部品・デバイス工業 、化学工業、生産用機械工業など）で上昇し、１０業種 （衣類、窯業・土石製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など）で低下した。
　また、特殊分類別（財別）にみると、最終需要財は９３．８（前年比１７．５％減）、生産財は１１２．２ （前年比１８．７％増）となった。

 

 

 

 

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