財政事情　第１１５回

 

 

財政事情　第115回

まえがき

この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く県民の皆様に知っていただき、県政に対するご理解とご協力をいただくため、毎年２回公表しているものです。

今回は、平成18年度当初予算の概要と平成17年度下半期（平成17年10月1日から平成18年3月31日まで）の財政運営の状況を中心に、県財政の推移と現状について説明します。

近年、少子高齢化や経済のグローバル化をはじめとする新しい時代の急激な変化の中にあり、経済社会の構造はもとより、市町村合併や三位一体の改革など、地方自治や政治の仕組みも大きな節目を迎えており、本県が全国との競争の中で、県民が誇れる「夢あるふるさとづくり」を進めていくためには、国に依存することなく、県民の参加を得ながら、自らが考え、独創的な施策を展開していくことが求められています。

こうした中、平成18年度当初予算につきましては、厳しさを増す財政状況の下、事務事業の見直しや人件費の抑制などにより財源を確保しながら、「福井元気宣言」に掲げた施策の仕上げと更に高い目標達成に挑戦していくことを基本に、こどもの安全・安心の確保や少子化対策、健康長寿、高速交通体系の整備など県民生活に直結した分野に重点配分するとともに、「挑戦（チャレンジ）ふくい」など各種プランに掲げた施策を積極的に予算化しました。

県民の皆様におかれましては、この公表を通じて、本県の財政状況についてご理解いただくとともに、今後とも県政推進に一層のご協力をお願いいたします。

• 目次
• 全資料（pdf）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　財務企画課のページに戻る