財政事情　第１４３回

　

令和元年７月にオープンした福井県園芸体験施設「園芸LABOの丘」  　　

 

 まえがき

 

　この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く県民の皆様にお知らせし、県政に対する御理解と御協力をいただくため、県が毎年２回公表しているものです。

　今回は、令和２年度当初予算の概要と令和元年度下半期（令和元年10月1日から令和２年3月31日まで）の財政運営の状況を中心に、県財政の推移と現状について説明します。

　さて、最近では、公共投資は着実に増加しているものの、新型コロナウイルス感染症の影響などから、個人消費が大幅に減少しており、県内経済は悪化しています。

　北陸新幹線福井・敦賀開業をいよいよ３年後に控え、令和２年度当初予算は、杉本知事就任後最初の本格的な予算となっています。予算編成に向けた政策立案に当たっては、「市町・民間との連携、県民のチャレンジを応援」「常にサービスを受ける人目線で」「職員の自発的取組み」の視点を意識しました。

福井県が大きく変化するこの時に、事業の徹底的な見直しにより、財政規律を守りながら、未来の福井の可能性を大きく拡げ、持続可能な社会の実現を目指すため、「攻めの予算」を編成しました。

　県民の皆様におかれましては、この財政事情の公表を通じて、本県の財政状況について御理解をいただくとともに、今後とも県政推進に一層の御協力をお願いします。

　全資料（PDF）

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