財政事情　第１４９回

　

令和５年２月にオープンした「ふくい食の國２９１」

 

　 

　 

　この財政事情は、県の財政状況と県が管理する地方公営企業の業務状況を広く県民の皆様にお知らせし、県政に対する御理解と御協力をいただくため、県が毎年２回公表しているものです。

　今回は、令和５年度当初予算の概要と令和４年度下半期（令和４年10月1日から令和５年3月31日まで）の財政運営の状況を中心に、県財政の推移と現状について説明します。

　さて、最近では、公共投資は弱めの動きとなっていますが、個人消費は緩やかに持ち直しており、県内経済は緩やかに持ち直しています。令和５年度予算は、年度当初に統一地方選挙が行われたことから、いわゆる 「骨格予算」となっていますが、来春の北陸新幹線福井・敦賀開業を万全の体制で迎える総仕上げの年となります。

　また、物価高騰が続く中、電気料金の大幅な値上げなど、依然として厳しい経営環境にある事業者の方に対し、資金繰り支援等や電気・ガス料金の高騰に対する支援など、機を逸することなく必要となる予算を計上しています。 県民の皆様におかれましては、この財政事情の公表を通じて、本県の財政状況について御理解をいただくとともに、今後とも県政推進に一層の御協力をお願いします。

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