福井県普通会計バランスシート等の概要

現行の会計方式は１会計年度の資金の流れを中心としているため、資産や負債などのストックに関する情報は分かりにくくなっています。

このため、減価償却等の企業会計的手法を用い、本県の資産と負債、正味資産の状況等を明らかにするため、貸借対照表に相当するバランスシートおよび損益計算書に相当する行政コスト計算書を作成しました。今回は新たな試みとして施設別のバランスシートおよび行政コスト計算書も作成しています。これらの財務諸表を作成、公表することにより、公正で透明性の高い行政運営を推進していきたいと考えています。

対　　　　　　象

普通会計

・一般会計と中小企業支援資金貸付金特別会計などの特別会計

・病院事業や電気事業などの公営企業会計は含まない

作成の基準日

平成１６年３月３１日

・出納閉鎖期間中の現金出納は期間内として整理

基　礎　数　値

総務省の基準に基づいた各年度の決算額

・ 全国的に統計が整理された昭和４４年度以降のものを使用

資産の評価方法

昭和４４年度以降に取得した道路、学校、庁舎等の固定資産について、取得価格をもとに、耐用年数ごとに定額法により減価償却を実施

・主な資産の減価償却期間

（道路１５年、河川５０年、農業農村基盤２０年、学校５０年等）

・土地は、昭和４４年度以降に取得したものを取得価格で計上

　福井県普通会計バランスシート

　福井県行政コスト計算書

　施設のバランスシート・行政コスト計算書