ＮＨＫ大阪放送局アトリウムで「明治のスーパーマジシャン　松旭斎天一展」を開催しました！

　  

　日本近代奇術の創始者で、現代のマジシャンにつながる数多くの弟子を輩出した松旭斎天一。福井で生まれた天一がスーパーマジシャンとなる第１歩を踏み出した大阪の地で、天一とその弟子・天勝に関する特別展示を開催しました。

あわせて、松平春嶽や橋本左内、由利公正など、福井の先人たちを紹介する「福井の幕末明治　先人の軌跡展」も開催し、福井の先人たちの知名度向上を図りました。

 

１　日　程　平成３０年１１月１０日（土）～１７日（土）　

　　　　　　　８：００～２１：００ ※アトリウム開館時間

２　場　所　ＮＨＫ大阪放送局アトリウム（大阪市中央区大手前4丁目1番20号）

　　　　　　　最寄駅：地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」

３　内　容　・天一の波乱万丈の生涯についてイラストを交えながら紹介

　　　　　　・天一が実際に行った手品を体験できる撮影スポットを設置

　　　　　　・天一の当たり芸で、現在にも引き継がれているマジック「水芸」や「サムタイ」の映像の上映

　　　　　　・天一一座の各地での興行の絵ビラ（ポスター）のパネル展示　等

４　入場料　無料

５　主　催　福井県

６　協　力　ＮＨＫ大阪放送局

 

（参考）○日本近代奇術の創始者　松旭斎天一について

　　　　　・明治期の福井ゆかりの先人の一人。現代のマジシャンにつながる数多くの弟子を輩出するなど、

　　　　　　当時の日本の奇術界をリードした。

　　　　　・明治初期、養老瀧翁斎や吉田菊五郎ら当時人気のあった手品師の舞台を大阪で見て影響を受け、

　　　　　　千日前をホームグラウンドに興行を重ねた。

　　　　　・明治２１（１８８８）年、その後東京に進出し、天覧興行をたびたび行ったほか、欧米興行でも

　　　　　　人気を博した。

　　　　○大正の三大美人　松旭斎天勝について

　　　　　・明治後半から昭和初期まで活躍した女流奇術師。天一とともに興行を行い、日本人離れした

　　　　　　大柄な体格とその美貌で人気を博した。

　　　　　・天一引退後、２５歳で独立し「天勝一座」の座長に就任した。